お客様からSOS なぜか走行中突然クラクションが鳴り続け20分後に鳴り止んだそうです。話を伺うと最近ハンドルが濡れてるとのこと・・ なんとなくピンときました。なぜならこの車のフロントガラスはシーリングが甘く雨漏りすることがあるから

なので実際ディーラーでクレーム対応された方もいるそうです。もちろん私も数台修理した経験があります。つまり雨漏りした水滴がハンドルとエアバッグの隙間に侵入。するとクラクションを鳴らす接点が水滴で一時的に導通してしまうらしいです。

幸い接点に錆もなくリレーも生きてます。あわせてクラクション手前までのハーネスも通電確認したのでクラクションが焼き付いて鳴り止んだのでしょう。よってフロントガラス外側からのコーキングだけでは不安なので内張りを外し室内からもコーキングを施しました

ちなみにクラクションは高音と低音2つ使用されており中古品で対応。同様のトラブルに見舞われた際はクラクション(ホーン)のヒューズを抜いてみてください。場所はエンジンルーム左側のヒューズボックスで29番の15アンペアです。

早速ヘッドライト外しクラクションの交換。この車のヘッドライトは固定バー2本で簡単に外れます。しかしクラクションにアクセスする仕切り板の脱着に少々コツが必要でした

右クラクション

そして左側

下が取り寄せたクラクション。2つあるのは低音用と高音用。しかし新品は高価なのでタイミングよく中古が見つかり良かったです。

でもここからが手間の掛かるコーキング作業

とりあえず外側から始め

マスキングテープを剥がすとこんな感じ。念のため翌日重ね塗りしてます。

両サイドは化粧モールを外し

清掃してコーキング

施工後は化粧モールの取り付け。ただせっかくなのでコーティング剤を塗布して見た目もリフレッシュ

次に室内側は天井を少し落とし隙間を作ります。そしてコーキング剤を注入したあと隙間が残らぬよう指先を滑らせ馴染ませます。

上側のコーキング終了

次に左右Aピラーはマスキングしてからコーキング

いい感じ。猛暑日の中大変な作業でしたがいい汗かきました ^ ^

 

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