■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作記(其の三十八)

しかしレールと動力車の車輪が想像以上に汚れます。当然ですが汚れると通電不良を起こし動きがギクシャクします。よってメルクリンのレールクリーニングカーと車輪のクリーニングブラシを購入。基本レールの汚れはクリーナーで清掃しますがホコリの除去ならこれで十分

仕組みは前後の車輪にギザギザの鋭利な刃が付いてて回転しながらレールを磨きます。しかもフロントは倍速で回転する優れもの

そして車輪のクリーニングブラシはレールの上に乗せるだけ。するとレールからワイヤーブラシに電気が流れ動力車の車輪が回転しながら汚れを落とします。実はコレ購入する前は特殊な方法で動力車のモーターを回しカッターの刃で汚れを削ぎ落してました・・

しかしもっと早く購入したかったのですが国内在庫なし。よって本国オーダーで1か月掛かりましたが作業時間は10分の1以下!実は以前、国産メーカーの車輪クリーナーなる物を購入しましたが全く使い物になりませんでした。なのでコレはほんとお勧めです。

次はレール配線の加工です。簡単に説明するとポイントのないレイアウトなら問題なし。しかしポイントを設置して待機線を作ると問題が生じます。なぜなら電源を本線レールに接続すると待機線にも電気が流れます。つまり停車させてる動力車も一緒に動いてしまうんです。

そこで各待機線には本線からの電流をスイッチで遮断できるよう絶縁レールを組み込んでます。ただ画像の様に絶縁レールは配線接続用のゴテゴテしたプレートが付いてます。よって見た目に違和感を感じたので余計な部分をカットしレールに直接配線をハンダ付けする事にしました

こんな感じで分解し配線を取り出します。ちなに待機線は6つあるので全て加工します。

ゴテゴテしたプレートをカットした状態

そしてハンダ付け。各配線の中央にレールの切れ目があります。つまり切れ目がある事によりスイッチオンで通電。オフで断線状態になるため本線で動力車が走行してても待機線の動力車は停車できる仕組みです。

作業前

ハンダ付けが終わったらレールの塗装、そしてバラストやカラーパウダーを撒いて完成。合計6か所行いましたが作業前と比べ違和感なくスッキリしました

ここからは撮りためてた画像をアップしますのでもう少しお付き合いください。橋はメインのアーチ橋以外ボール紙で自作したもの。ただ以前からスケール感に違和感を感じてました。よって改造を施します。

分解

台座を形成

次に高さを低くしたいため半分にカット

分解した上板?を取付けサイズ変更成功

改造前

接着して完成

いい感じのスケール感になりました

しかし完成したのも束の間。こちらの自作橋もスケール感がイマイチ

気になると止まらない性格なので同じく分解。こちらはガードの高さを3分の2程度に下げます。はじめにコンパスでカットラインをけがきます。

そしてカット。上板は再使用できなかったのでボール紙で新たに製作

塗装

上板を取付け完成

改造前

そして改造後はいい感じのスケール感になりました。高さ調整するだけで随分と雰囲気変わります。

で、作業も終わり全体を眺めるともう一つ違和感が。こちらも12時間かけて作った自作のアーチ橋ですが・・ (参考URL)https://sakuramotors.jp/11442

こちらが既製品です。自作なので当然ですが比べると見劣りします。

よって全体的にシンプルにまとめようと思い形を変更

幸い台座は再使用できるためボール紙をカットし先程改造した橋と同じ形にします。

細かなパーツもカットして接着

完成

次に塗装を施し

そしてウェザリング(汚し作業)

接着して完成

しかし喜びも束の間。同型の橋と色が合いません?ただ原因は分かってました。なぜなら本塗りの際、下地にサフェーサーを吹かなかったから

で、塗装をやり直すため分解

今度はサフェーサーを吹いて本塗り。ウェザリングを施したら色も落ち着きました

いい感じ?

現時点での全体像

その後、作業員の渡り板?を付けてみました

ここと

ここと

こちらにも

それとレール交換の作業員が増え

給炭所に自作の乗降台?も設置。以上、現在の進行状況です。といいますかジオラマ作りはエンドレスと聞きました。つまり粗探しが楽しかったり、いつでもイメチェン出来るのでそういう意味かな?と思う今日この頃です。しかし長々と失礼いたしました ^ ^;

 

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クールダウン

あまりの暑さに耐え兼ねソフトクリームでクールダウン。なぜなら本日府中市の最高気温は夏日を越え26.6度まで上昇したから。しかしマイカーの外気温度計は30.5度を表示?まっ、車の温度計は地面に近い位置にあるので多少の誤差は仕方ありません

しかし5度近く違うとどちらを信用したらいいのやら?で、調べると気象庁アメダスでの観測方法は風通しの良い場所で電気式温度計を使用。そして観測方法は芝生の上1.5mの高さに設置され温度計は直射日光に当たらないよう通風筒の中に格納されてるらしいです。

さらに通風筒の上部に電動ファンがあり筒の下から常に外気を取り入れ気温を観測してます。なぜなら芝生の上は日差しによる熱反射で気温が上昇するのを防げるから。しかしながら私たちはアスファルトなど反射熱を受けるところで生活してます。

つまり気象庁の観測温度と体感温度にズレがあるのは当然で、アメダスが観測した温度より私達は暑い中で過ごしてるという事です。あわせて大人の背丈に比べ子供やペットは地面に近い低い場所で過ごしてるので注意が必要です。

ちなみに夏の強い日差しで気温30度ではアスファルトは50度以上に上昇。あわせて大人の顔の回りが30度の場合小さな子供は38度位に達し、ベビーカーに乗せた乳幼児やペットは更に地面に近いため厳しい環境下にあるそうです。

(マイカーの外気温度計)

 

(アメダスの電気式温度計)

 

(反射熱の差)

 

 

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