ここは東京都国分寺市光町。地名の由来は新幹線の開発研究を行った鉄道技術研究所がこの地にあり、新幹線ひかり号にあやかり光町と名付けられたそうです。
そして平成3年12月、国分寺市ひかりプラザに無償譲渡されたこの車両は今から43年前に製造された951形という時速286kmを記録した試験車両です。
いい感じです。この迫力と押し出しの強さ!我々オッサン世代が幼少期憧れた新幹線はまさにこの形です。パッと見初代0系新幹線との見分けは付きませんが、空気抵抗を計算したロングノーズ仕様でコックピットの位置が若干後退してます。
いつもは車検場へ向かう途中懐かしさのあまりチラ見する程度でしたが、本日は買い替えたばかりの携帯片手に初の鉄道写真をファインダーに収めてみました ^ ^
昭和の時代を思い出させる無機質でノスタルジックなコックピット。しかし無数の計器類とは対照的にアンコ抜けしたお粗末なシートがとても印象的です。
また車内には開発ヒストリーを綴った数々の最先端部品や鉄道模型のジオラマが展示され、束の間の時間でしたが童心に戻り楽しく過ごせました。そして隣接される ひかりプラザ内には新幹線資料館と鉄道展示室も解放されてます。