1 2 3 66
■仕事ネタ <全ての記事> プチ整備など

大型連休前は・・

車検預かりのミニ F55。ただゴールデンウイーク前なので注文した部品が揃うかヒヤヒヤしました。不具合箇所はウインドウォッシャーの水漏れ。そしてフロントスポイラーおよび左右フェンダーアーチモールの交換などなど・・

とりあえずウォッシャーポンプ間に合いました。当然ですがタンクにポンプを差し込む際のグロメットも交換。なぜなら原則同時交換なのでケチるとココから水漏れ起こします。

そしてフロントスポイラーとフロントフェンダーアーチモールも無事到着

で、早速バラして

ウインドウォッシャーの水漏れは定番のチェックバルブ。白と黒、双方の連結パイプが割れてます。

交換

ついでにタンクも綺麗に清掃

動作確認および水漏れテストを行い作業完了~

次は破損したフロントスポイラーと左右フロントフェンダーアーチモールの交換。ボディー全体が綺麗なだけに残念な姿

そして交換が終わり・・ ただ新品のフェンダーアーチモールは黒々してます。しかし当然ですがサイドカバーから後ろは経年劣化で色褪せしてます。

よって高圧洗浄機で汚れを根こそぎ落とし

次にバリアスコートを使い

するとこんな感じ。試しに左が塗布後

いい感じ。でもいつまで持続するか分かりません。しかし新品のアーチモールとほぼ遜色ありません

こちらはリアのアーチモール(塗布前)

そして塗布後

最後にリアバンパー下部にも施工し作業完了〜 するとガラッと雰囲気変わりました

しかし作業が終わりホッとしたのも束の間。オイル交換してたらフィルターケースが厄介なことに。なぜならコノ車のフィルターケースは下向きに付いてます。なのでアンダーカバー外さなくても手のひらサイズのサービスホールめくれば交換できる仕組み

つまりフィルターケースをダイレクトに外すとその上のハウジングケース内のオイルが一気に流れ落ちてきます。するとアンダーカバーや周辺のハーネスなどにオイルが付着。よってコノ車のフィルターケース先端にはドレンキャップが付いてます。

なのでフィルターケース外す前に先端のドレンキャップ外すとフィルターケースとハウジングケース内の古いオイルがチョロチョロ抜ける仕組み。よってアンダーカバー外さないため時短かつオイルまみれにならずフィルター交換が可能

しかしケース先端のドレンキャップ緩めようとしたら硬くて回りません?で、チョイとチカラ加えたら樹脂製のトルクス穴が破損してしまいました。コレ、締め付けトルクは5ニュートン。前回相当ねじ込んでしまったのでしょう?しかもフィルターケース内にクラックが入っててケースごと注文する羽目に・・

アタフタしてる時間もないので早速フィルターケースを注文し無事到着

最後にオイル量を調整し作業完了~ でもヒヤヒヤしました。大型連休前は部品注文の兼ね合いが・・ 分かってたとはいえ今後は余裕を持ちお預かりしたいと思います。

 

↓↓にほんブログ村ランキング↓↓

https://car.blogmura.com/car_shop/ranking_out.html

 

↓↓↓人気ブログランキング↓↓↓

https://blog.with2.net/link/?2024198

■仕事ネタ <全ての記事> その他

ゴールデンウイークの営業に関して

 

 

<ゴールデンウイークの営業に関して>

平素は格別のご愛顧を賜わり厚くお礼申しあげます。弊社はゴールデンウイークも不定期ながら営業いたします。在庫車の商談および注文販売のご相談はお気軽にどうぞ

尚、お越しいただく際は<前日までにお電話にてご予約>をお願いします。あわせて管理ユーザー様の車両トラブルに関しては通常通り迅速に対応いたします。

桜自動車 加藤康之 TEL:090-2621-7372

 

↓↓にほんブログ村ランキング↓↓

https://car.blogmura.com/car_shop/ranking_out.html

 

↓↓↓人気ブログランキング↓↓↓

https://blog.with2.net/link/?2024198

■仕事ネタ <全ての記事> 工作あれこれ

いいな~ この車

ボルボ240の修理依頼。内容はドアポケット破損とストップランプ&スピーカーの脱落。そしてシートベルト警告灯の不良・・

新品のドアポケットとハイマウントストップランプ

こちらが定番のドアポケット割れ

そして脱落したスピーカー

ストップランプも脱落しテープ止めされてます。

初めにスピーカー。どうやら過去に修理された形跡が?なぜなら本来スピーカーを取り付ける際、コノ車は○印4か所にリベット止め。しかしリベット1つとUナットクリップで固定されてるだけでした?

そして問題その1。ドアトリムのハードボードにリベットの固定穴が4つあります。ただ全て破損してます。これではスピーカーのベースプレートとネジで固定できません。よって新品のドアトリムに交換?ただ31年前の車なのでパーツ供給なし

問題その2。スピーカーを固定するベースプレートのリベット穴も破損やヒビ割れが多数。こちらもパーツ供給なし

なのでスピーカーを外し修理します。

幸い破損パーツは全て残ってました。よってヒビ割れ箇所を含め接着止め

ただ接着止めでは強度不足。なのでワイヤーメンダーでワイヤーピンを20か所以上打ち込みます。

そして余分なピンをカットしベースプレートの補修完了〜

次にアクリル板でベースプレートに被せる補強板作り。なぜならベースプレートが劣化してるためダイレクトにネジ止めすると破損する可能性が有るから。それと前述したドアトリムのリベット穴が破損してます。なのでネジ止め用の取り付けパネルも自作します。

早速形取りから始まり

カットしたらネジ穴を開けます。左側がスピーカーベースプレートの補強板。右はドアトリム内部にセットする受け側のプレート

つまりこんな感じ。ベースプレートとドアトリムを双方のアクリル板で挟み込みネジ止めします。サンドイッチ構造ってやつです。

早速受け側のパネルをドアトリム内部にセット

こんな感じ。オリジナルのリベット穴は全て破損。なのでこの受け側のプレートがないとネジとナットで固定出来ません

そしてスピーカーのベースプレートに自作の補強アクリル板をはめ込みネジとナットで固定

次にスピーカーを取り付け

カバーをはめ作業完了〜

次はシートベルト警告灯の不良。この車シートベルトしないと警告灯が点滅しリレーのカチカチ音が鳴る仕組み

で、とりあえずシートベルトのキャッチをエアダスターで清掃。なぜならこの中に電気的な構造が組み込まれてるから。すると大量のホコリが・・

しかし改善しなかったのでプレスボタンを上下にスライドさせながらパーツクリーナーで内部清掃。すると接点が通電した様でリレーのカチカチ音が鳴りはじめ警告灯のランプも点滅するようになりました。

しかしリレーは元気ですが警告灯ランプの点滅がイマイチ。よってラスペネ注入したら完全復活~ おそらく潤滑作用によりコンタクトスイッチの動きが良くなったのでしょう?

フロント側点滅

リア側も点滅

リレーもカチカチ当時のいい音色奏でてます♪

そして左右ドアポケットはサクッと交換

最後に右が脱落したストップランプ。割れや欠けはございません。ただ左の新品と比べ○印の樹脂が変形してます。つまりストッパー的な役割りを失ったため脱落してしまったのでしょう?

カバーを取り付け作業完了~

しかしいいな~ この車!当然ですがネオクラシックカーの域に入ってます。また現代の車と異なり最新の安全装備など付いてません

しかし金庫扉の様な重厚なドアの造り、またパワーもありませんが滑らかに心地良く回るエンジン、そして今となってこのレトロなデザインが人気の秘訣なんです。

 

↓↓にほんブログ村ランキング↓↓

https://car.blogmura.com/car_shop/ranking_out.html

 

↓↓↓人気ブログランキング↓↓↓

https://blog.with2.net/link/?2024198

■仕事ネタ <全ての記事> 工作あれこれ

指先に〇〇が

冷却水漏れで修理預かりのEクラスクーペ 。で、ルームクリーニングしてたら指先に激痛が!? 原因はウッドパネルが変形し凶器化してたから。ただ幸い出血もなくケガに至らず良かったです。

助手席も確認すると更にひどい状態。早速友人に伝えると剥がしてカーボン調のカッティングシート貼っといて~♪ とのこと。しかし形取りが大変なうえ面倒な作業は得意ですが躊躇しました

指先に激痛が走った運転席側。上部先端の尖った部分が変形し剥がれてます。

そして助手席側は反り返りがひどく完全にアウト

よってご要望通りカーボン調のカッティングシートに貼り換えます。ただ念入りに脱脂しても接着剤の油分が樹脂に浸透してる恐れが?

つまり粘着力が弱まり剥がれてくる可能性があります。 しかもメモリースイッチなどの被膜は簡単に剥がれるため慎重に脱脂を行います。

一時間ほど掛かりましたが綺麗に脱脂出来たかな?たぶん・・

剥がし取ったウッドパネル。でもバラバラに砕けてしまいました。ただ型取りに必要なため丁寧に組み立てます。

手持ちのカーボン調カッティングシート。コレ、熱を加えると多少湾曲した面にも貼れるため重宝してます。

そして型取りは5ミリほど耳を残します。なぜならカーブラインはハサミやカッターで綺麗にカット出来ないため裏技を使うから

するとこんな感じでカーブラインも綺麗にカット出来ます。

左側もカットが終わり

慎重に位置決め

そしてドライヤーと小道具を使い仕上げます。

運転席側も脱脂して

作業終了〜 でもバラバラに砕けたウッドの修正を含め片側3時間以上掛かりました

しかしホッとしたのも束の間。すぐさま友人から連絡が・・ どうやらココのパネルも剥がれてるのでカッティングシートを貼りたいとのこと

しかも無残にメッキも剥がれてます。

とりあえずパネルを外し

するとベースパネルにメッキの化粧パネルが溶着してあります。

よって溶着をドリルで削り分解

次にメッキを剥がします。ただ劣化がひどく数か所樹脂が欠けてしまいました。でもここで手を抜くとシートを貼った際デコボコになりイマイチ。なので破片を元通りに接着しサンドペーパーで表面を整えます。

こんな感じ

しかし他にも亀裂があり接着剤で補強

そしてバラバラだった化粧パネルを溶着してつなぎ合わせます(上のパネル)

次にベースパネルと仮り組み&クリアランス調整

ただ2分割のパネルに対し双方カッティングシートを「裏側まで折り返して貼るため」シートの厚みを計算しないと上手く組み込めません

よって黒いベースパネルを均等に僅かに削ります。すると化粧パネルとの間に隙間ができます。つまりカッティングシートの厚み分の逃げ場が確保できる仕組み

そしてカーボン調シートを貼り

次に裏側まで折り返した部分を接着止め。これで剥がれる心配はなし

しかしシートを裏側まで折り返してるので湾曲してる所は一苦労。ただそんな時は熱を加え包み込むよう形造ると上手く貼れます。

最後にベースパネルと化粧パネルを元通りに溶着

ようやく作業終了~

施工前

そして施工後。パワーシートスイッチと相まっていい感じ

 

↓↓にほんブログ村ランキング↓↓

https://car.blogmura.com/car_shop/ranking_out.html

 

↓↓↓人気ブログランキング↓↓↓

https://blog.with2.net/link/?2024198

■仕事ネタ <全ての記事> プチ整備など

とりあえず

ベンツS205(C200SW)のエンジンチェックランプ点灯。コレ、定番でマフラーに付いてるO2センサーもしくはNOxセンサーの故障がほとんど。O2センサーとは排気ガスに含まれてる酸素の量を計測してる部品。NOxセンサーは排気ガスがクリーンに燃焼されてるか計測してる部品です。

で、これまでNOxセンサーはディーゼルエンジンのみに付いてました。ただ近年各メーカーのガソリンエンジン燃料噴射システムが「直噴型」に変わってます。よってガソリンエンジンにもNOxセンサーが装備され始めました。なぜなら直噴エンジンは燃料を直接エンジンのシリンダー内に噴射します。

一方、直噴以外の従来型エンジンはポート噴射エンジンといい、燃料はエンジンのシリンダー内に直接噴射せずシリンダー手前のインテークマニホールド内に噴射されます。なぜならその方がガソリンと空気がベストな割合で混合されシリンダーに送れるから

よって直噴エンジンは燃料がシリンダー内で直接着火するためパワーと燃費の向上が可能。しかしながらその特性上、ポート噴射エンジンに比べ奇麗に空気と燃料を混ぜることが苦手です。なので局所的に燃料の濃い部分が残ってしまいます。

つまり燃料の濃い部分は燃え残り小さい粒子「PM=微小粒子状物質」となり排出されます。なので直噴エンジンはPMの排出量が多く人体の呼吸器系に健康障害を及ぼすおそれが有ります。よって環境規制を守るためNOxセンサーが装備されてる訳です。

で、本題に戻りますが早速診断機をつなげるとやはりNOxセンサーに機能障害があります。ただ一概に故障と判断できない場合もあります。なぜならセンサー自体の故障はともかく、前述した通り排気管内やセンサーに不完全燃焼のススや汚れが蓄積されてる場合があるから・・

よってお客様とご相談のうえECU内のトラブルコードと警告灯にリセットを掛け何もなかった状態に戻します。なぜならNOxセンサーひとつ10万円~プラス工賃が掛かるので誤作動で点灯したことを願い1時間ほど走行テストを行います。

その際、通常走行だと排気管内やセンサーのスス払いが出来ないためパドルシフトを使い回転数を上げながら走り続けます。すると警告灯も点灯しないため様子を見ていただくことにしました。なぜならセンサー自体の故障ならリセット掛けてもすぐ警告灯が点灯するから

また国内の道路事情はストップ&ゴーが多く燃焼効率が悪化します。特にディーゼルエンジンは噴射ノズルが詰まる恐れもあります。なので直噴エンジンはススが溜まりやすいためエンジン回転数をたまには上げること。またオイルも汚れやすいので早目の交換がお勧めです。

 

↓↓にほんブログ村ランキング↓↓

https://car.blogmura.com/car_shop/ranking_out.html

 

↓↓↓人気ブログランキング↓↓↓

https://blog.with2.net/link/?2024198

1 2 3 66
Page Top