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アウディA4アバント スピーカー修理

左フロントスピーカーから耳障りなビビリ音が♪とりあえずお預かりして分解。まっ、経年劣化で良くあるはなし。なぜならスピーカーの振動板(コーン)とフレームを円形につないでるエッジの破損です。

とりあえずスピーカーひとつ数万円するので修理します。で、たまにご依頼いただく作業なのでサクッと終わるはずでした。しかし修理後テストを行うと別のスピーカーからもビビリ音が・・

結局運転席と左リアスピーカーもエッジが破損してました。つまり助手席の破損が際立ち他のビビリ音がかき消されてた感じです。いずれにしろ他に7つスピーカー付いてるので順番に破損しないことを祈るばかりです。

初めに修理依頼の助手席側

このようにエッジが切れると振動板が暴れだすためビビリ音が発生します。

そこでコレを使いエッジとフレームをつなぎ合わせます。シリコーンなので乾燥しても柔軟性が有るため補修には打って付け

こんな感じ。ただエッジ全体を覆い隠すと振動板の動きが悪くなるため適度な量で丁寧につなぎ合わせます。

そして当初ビビリ音に気付かなかった運転席ドア

こちらは半分エッジが破損してました

同じく当初ビビリ音に気付かなかった左リアドア

で、こちらはエッジが部分的に砕けており頭を悩ませました・・

しかし幸い砕け落ちたエッジが全て揃ってました。なのでシリコーンを塗りパズル方式で組み付けます。

こんな感じ

ただパズルを組み込んだだけでは強度不足。よって乾燥したら一面にシリコーンを塗ります。

乾燥~

念のため他のスピーカーも確認しましたが問題なし

ラゲージルーム内のサブウーファも取り外し点検

尚、テストの際は重低音の出る曲でボリュームを上げていきます。なぜならエッジの破損(ビビリ音)は重低音ほど顕著に現れるから

また同時にサウンドコントロールの「高音域」「低音域」「サブウーファ」のボリュームは全てMAXに設定。この状態で音量を上げビビリ音が出なければ完璧な修理と言えます。

 

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便利ツール

友人からSOS・・ どうやら左前後ドアを縁石にヒットさせてしまったそうです。ただ車検が切れたら手放すためリーズナブルな修理を希望。ただ取付けクリップの破損だけなら問題ございません

しかしパネル裏のクリップホールが破損してると交換が必要です。そこで分解すると幸いクリップホールの破損はなし。ただパネルに所々破損があるため簡易修理を行い元通りに戻しました

助手席ドア。上下そしてセンターの取付けクリップがほぼ破損してます。

またクォーターパネルのマッドガードは見当たらないため新品を注文

とりあえずバラして

ただ所々破損個所があるため簡易修理を行います。

しかし接着剤だと強度が保てないためワイヤーメンダーで溶着します。ワイヤーメンダーとはPPや樹脂製パーツの亀裂を電熱ピンでブリッジ結合し補修を行う便利ツール

こんな感じ。残ったワイヤーはニッパーでカット。そして引っ掛かりの無いよう整えます。

そして下側の割れも

こんな感じ

次に割れの修正

こちらはヒートガンで温め樹脂が適度に溶け出したら素早く割れ目をふさぎます。溶着みたいな感じです。

ヤスリで整えこんな感じ。擦り傷はタッチペンで隠します。

化粧モールは両面テープを付け直し元通りに

新品のクリップとグロメット。それとクォーターパネルのマッドガード

完成~ ただリアパネルもそれなりに割れが生じておりワイヤーメンダーで結合してます。

 

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