左フロントスピーカーから耳障りなビビリ音が♪とりあえずお預かりして分解。まっ、経年劣化で良くあるはなし。なぜならスピーカーの振動板(コーン)とフレームを円形につないでるエッジの破損です。
とりあえずスピーカーひとつ数万円するので修理します。で、たまにご依頼いただく作業なのでサクッと終わるはずでした。しかし修理後テストを行うと別のスピーカーからもビビリ音が・・
結局運転席と左リアスピーカーもエッジが破損してました。つまり助手席の破損が際立ち他のビビリ音がかき消されてた感じです。いずれにしろ他に7つスピーカー付いてるので順番に破損しないことを祈るばかりです。
初めに修理依頼の助手席側
このようにエッジが切れると振動板が暴れだすためビビリ音が発生します。
そこでコレを使いエッジとフレームをつなぎ合わせます。シリコーンなので乾燥しても柔軟性が有るため補修には打って付け
こんな感じ。ただエッジ全体を覆い隠すと振動板の動きが悪くなるため適度な量で丁寧につなぎ合わせます。
そして当初ビビリ音に気付かなかった運転席ドア
こちらは半分エッジが破損してました
同じく当初ビビリ音に気付かなかった左リアドア
で、こちらはエッジが部分的に砕けており頭を悩ませました・・
しかし幸い砕け落ちたエッジが全て揃ってました。なのでシリコーンを塗りパズル方式で組み付けます。
こんな感じ
ただパズルを組み込んだだけでは強度不足。よって乾燥したら一面にシリコーンを塗ります。
乾燥~
念のため他のスピーカーも確認しましたが問題なし
ラゲージルーム内のサブウーファも取り外し点検
尚、テストの際は重低音の出る曲でボリュームを上げていきます。なぜならエッジの破損(ビビリ音)は重低音ほど顕著に現れるから
また同時にサウンドコントロールの「高音域」「低音域」「サブウーファ」のボリュームは全てMAXに設定。この状態で音量を上げビビリ音が出なければ完璧な修理と言えます。
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