バンパー傷の修理依頼です。どうやら車庫入れの際、隣の車にぶつけてしまったそうです。ただこの手の話は記事にする内容でもありません。しかしこの車にはパークトロニック(障害物センサー)が付いてるのになぜ~なぜ~?的な話です。お客様に伺うとどうやら気付かなかったようです。で、なんとなく想像出来ました。なぜならセンサーは警告音とインジケーターで障害物までの距離を教えてくれます。

ただお客様は音楽を聴いており音量が大きいと警告音が聞こえづらいこと。また今までのCクラスはダッシュボードに目立つインジケーターが付いてました。しかしW205からメーターパネル内に設置。しかも小さな液晶表示でとても見づらいから。よってお客様も気付かなかったのでしょう。しかし便利機能が使いにくくなっては不便なはなし。自動車メーカーは最善と考え開発設計してると思います。

でもユーザー目線と異なる不要な装備や無駄な機能がてんこ盛りの昨今。もちろん障害物センサーは便利な装備です。しかし今後自動運転なんてものが普及したら恐ろしくて車乗れません。で、話は戻りお客様ご安心ください。腕利きの鈑金屋さんへ修理依頼しました。なので真っ新に近い状態で作業完了。ついでに(レーダーセンサーが汚れてます)表示が出たとのこと。これも余計な装備の仕業?なので清掃してお返しいたします。

作業前

作業後。フロントバンパー脱着、付属品全バラで作業料金20万円也。ベンツあたりだと車種や補修箇所にもよりますがこれ位が相場です。よって今回は保険修理ですが皆様くれぐれも運転にはお気を付けください

W204までのインジケーター。ダッシュボード上にあり形も大きく見やすい位置に

W205のインジケーター。車庫入れは周囲全体やバックカメラ見ながらハンドル操作します。なのでダッシュボードにセンサー設置されてた方が見やすいかも?しかも表示画面も随分小さく見づらくなりました

そして以前お客様から(レーダーセンサーが汚れてます)表示が出たとのこと。これも余計な装備の仕業?でも正常に作動しないと困るので清掃してお返しします。

実はコレ、清掃作業用といいますか?反時計回りに回すとベンツマークが外れる仕組み。ただとても硬いです。そんな時は裏側からロックピン周辺に潤滑スプレーを塗布すると回しやすくなるとディーラーで教えてもらいました。でも私は油でベタ付くのが嫌なのでパーツクリーナーを使います。そして清掃するのはボディー側の四角いセンサーとベンツマーク裏側のホコリを落とすだけ

ただセンサーはボディーとの取付け角度がズレると正確にレーダー計測出来なくなります。するとエラー表示が出るためセンサーは絶対外さず表面を軽く清掃するに留めておくのが無難です。仮にセンサーの取り付け位置がズレると測定器で基準値を較正しなければなりません。つまりディーラーにキャリブレーション作業をお願いする事になりますのでお気を付けください・・

 

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