前日まで快調に動いてたミラココアちゃん。しかし翌朝エンジン掛からずレッカー入庫。ただ幸いバッテリー上がりで良かったです。実はバッテリーはこのように突然死します。車の知識がある方ならセルモーターが元気ないとバッテリー疑いますがごく一部のはなし

で、昨日はゴールデンウイーク2日目。つまりバッテリー注文するにも問屋さんが休み。ただカー用品店やディーラー行けば購入できます。しかしバッテリーとタイヤはドル箱といわれており値段高すぎ。そこで一時的にコンディションの良い中古バッテリーに交換

弊社では輸入車と一部国産車の中古バッテリーをストックしてます。なぜなら稀にバッテリー上がりのSOSをいただくから。ただそこそこ余力の残ったバッテリーならジャンピングすればエンジン始動可能。しかし完全に死んでしまったバッテリーは救護車からジャンピングしてもエンジン始動出来ません

なのでそんな時はバッテリー交換しないとエンジンを掛けられないため中古バッテリーをストックしてるんです。ただ出番がないのを祈ると同時に性能が下がらぬよう年に3回ほど充電を行い不測の事態に備えてます。でも今は一つしかストックしてない国産車バッテリー。しかし運良く同じサイズの物がスタンバイしてました ^ ^

突然死したバッテリーは品質の限界値を越えてます。よって充電しても一時凌ぎに過ぎません

で、先日までこの倍以上の中古バッテリーストックしてました。でも仕方ないんです。なぜなら車によってサイズが違うから・・ しかしいい加減邪魔になってきたのでコンディションの良い物だけに減らしました。しかし「備えあれば憂いなし」という事で過去に何度か出番があったことも事実です。

そして念のため充電

当然ですが充電後なので充電量100%、またこのバッテリーは40B19サイズのACデルコ製。なのでCCA値(コールドクランキングアンペア)は330CCAですが263まで出てます。よってエンジン始動させる能力は79.6%確保

つまり一般的にCCA値が70%以上あればそこそこ健康なバッテリーと判断されます。なのでコノ中古バッテリーで連休明けまで問題なくしのげます。そして私は整備士でないため上手く説明できませんが、CCA値とはエンジンを始動させる能力がどれだけあるかを示す性能基準値です。

これは摂氏-18℃の環境でバッテリーを定電流放電させ30秒後のバッテリー電圧が7.2V以上を保つことができる限界の放電電流値とのこと(日本のJIS規格 / アメリカのSAE / 同じくアメリカのBCI 規格の場合)

またヨーロッパのEN規格およびドイツのDIN規格では摂氏-18℃の環境でバッテリーを同じく定電流放電させ10秒後のバッテリー電圧が7.2V以上を保つことができる放電電流値と定義されてるそうです。

そしてバッテリー交換。今までお疲れ様でした

その前に私はもう一つバッテリーを用意しOBDコネクタよりバックアップを取ります。なぜならパワーウインドのメモリー機能やステアリングの舵角センサーがリセットされるだけなら気にしません。ただ特に輸入車はECUや電子回路が複雑なうえ、学習機能がリセットされたり思わぬ不具合が発生する可能性があるから

それとバッテリーを交換しターミナルを接続する際は注意が必要です。なぜならサージ電流が発生するから。サージ電流とはバッテリーに端子を接続した際バチっと発生する火花のこと。つまり火花が発生した瞬間大波電流という瞬間的に規格外の大電流が流れるそうです。

すると国産車はほぼ問題ないらしいですが輸入車はコンピュータが破損してしまう事があります。まっ、稀な話しかもしれませんが輸入車のコンピュータを破損させたら50万~掛かります。なので私は国産車でも念のためサージプロテクター使ってます。

サージプロテクターとはその名の通りサージ電流を吸収するツール。使用法は簡単で各ターミナルにワニグチを接続した状態でバッテリー端子に接続するだけ。たったこれだけの作業で電子機器を保護できます。あわせてジャンプスターターや救護車からジャンピングする場合も同様なのでお気を付けください

そしてバッテリー交換後はセルモーターとオルタネーターの点検も行います。なぜならバッテリー上がりはオルタネーターの発電不良も考えられるから

異常なし・・

 

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