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ここは多摩自動車検査登録事務所。通称、陸運局と呼ばれ車の名義変更や車検など様々な業務が行われてます。そこで今回マイカーの車検を取得したので少しだけ様子をレポートしてみます。

そもそも車検とは安全基準を満たしてるか検査するのが目的です。つまり基準値さえクリアすれば消耗品の交換や点検整備は車検と直接関係ありません

しかし車検でブレーキパッドなど消耗品の交換を勧められるのは同時に法定点検を実施しているからです。法定点検とは故障を未然に防いだり安全を確保するため法令で義務付けられている整備です。

ユーザー自身で行えない場合は本来整備工場で点検整備を行う必要があります。すなわち安全かつ円滑に車を走らせるには、車検以外にも点検整備が必要不可欠なのです。

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オートメーション化された車検ライン。検査ラインには様々な測定機材が並び流れ作業で検査が行われます。

ライン手前から ①サイドスリップ(トーイン角の検査)②スピードメーター検査 ③ヘッドライト検査 ④ブレーキ検査 ⑤排気ガス検査 ⑥下回り検査

全ての検査は15分ほどで終了します。しかしこの車のように最低地上高が確保出来てなかったり、フェンダーからタイヤがはみ出してる場合は事前に改善作業が必要です。

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最低地上高を確保できず5センチ高めた車体

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タイヤのはみ出しをカバーする自作フェンダーアーチ。今回は上記2点の改善で車検はパスしました。しかし検査項目には警告灯の点灯、フロントガラスのひび割れ、さらにウインドウォッシャーの故障なども車検は通りません

また車検切れで公道を走ると罰則や行政処分を受けるばかりか、無車検の車には任意保険の支払い義務がないため注意が必要です。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E7%99%BB%E9%8C%B2%E5%88%B6%E5%BA%A6