今回は全体の下地作り。レール以外に木工用ボンドを混ぜた紙粘土を敷き詰めます。なぜなら後にカラーパウダーをまきますが凹凸感を付けることで立体感が出るから。でも先日お客様に<奇麗な雪景色~>と言われました ^ ^;

かなり面倒な作業です。細かな所はヘラでくまなく盛り付けます。

しかし指先とヘラで均等に凸凹感出すの大変でした

橋げたの部分は粘土の厚みで高さが変わるため乾燥してから削ぎ取ります。

そしてジオラマ制作最大の難儀となった鉄橋の制作。大きなトラス橋はメルクリン社製の物ですが他は既製品を利用できません。なぜなら私のレイアウトはレールを曲げたり切断したりしてるため既製品で対応できない部分があるから。そこで仕事で使ってるボール紙で鉄橋を作ることに。当初プラ板で作ろうとお思いましたがボール紙の方が加工しやすく自由度が高そうなので

はじめにガーダー橋の制作。レールに緩いカーブを付けてます。

よってレールを台座に利用。細く切った補強板に木工用ボンドを付け一定の間隔で差し込んでいきます。

こんな感じ

補強板を全てセットしたら余分な部分をカット

強度を考慮して側面はボール紙を2枚重ね。片側に点検用の歩行用デッキ?も付けました

そして細く切ったボール紙で装飾を施します。

何とか形になりました

いい感じ

3つで作業時間15時間

しかし頑張ったのも束の間。2つほど歩行用デッキの位置を反対側に付けてしまいました。妥協したくないので分解してやり直し

徹夜して何とか完成

次に一番難儀であるトラス橋の制作。なぜなら骨組みのカットが大変なうえレールがカーブしてるから

とりあえずレールにあわせ土台をカット。ここも強度を考慮してボール紙2枚重ね

左右に点検作業用の歩行板を付け土台完成

そしてコンパスを引っ張り出しデザインをケガキます。

カットしてベースが完成

あとはベースにあわせ左右2枚重ね(合計4枚)作りますが問題発生?なぜならレールがカーブしてるため左右でアーチの長さが異なるから

しかし何とか試行錯誤を繰り返しカット終了

そして細くカットしたボール紙で装飾

何とか形になりました。作業時間12時間

次はトンネルへ続く橋の制作

同じくレールにあわせボール紙をカット。もちろん2枚重ね

壁面に装飾を施し

左右に点検作業用の歩行板を付けます。

完成。作業時間6時間

こちらもトラス橋です。前回チャレンジしたので要領は分かってるつもり。でも大変でした

同じく装飾を施し完成。作業時間10時間

すべて完成したらサーフェーサーを塗布。そして手持ちの艶消し塗料を調合してエアブラシで塗装

いい感じ

疲れました。でもボール紙だけでここまでリアルに制作できると思いませんでした。次回はウェザリングを施します。

 

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