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新調しました

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before and after

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桜も満開を迎えめっきり春らしく過ごしやすい陽気です。さて桜といえば日本を代表する伝統樹、しかし私には桜自動車の存在が真っ先に浮かびます。

そこで新年度を迎えるにあたりナンバープレートカバーを新調しました。ナンバープレートカバーとは販売店が広告撮影で使用するアイテム、いわば企業の顔ともいえる存在です。

もちろん宣伝手段だけでなく、ナンバープレートから推測される個人情報を保護する必須アイテムでもあります。今まで使用していた物は私が自作した物ですが、9年の歳月が経ち随分とほころびが出てきました

そこで今回若干コストは掛かりましたがデザイン事務所に製作を依頼。耐久性は勿論のこと、思い描いたイメージをデッサンで伝え形にしていただきました

花びらのデザインはお客様とのつながりを表現、そして桜吹雪は未来に羽ばたく思いを込め ・・ しかしイメージ通りの仕上がりに満足ですが、デザイナーのセンスとクオリティーの高さには脱帽です。

そろそろ新年度が始まります。新調したナンバープレートに更なる発展を願うと共に日々精進して参りたいと思います。

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嘘のようで本当のはなし

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嘘のようで本当のはなし。以前お客様が大手カー用品店でオイル交換を行いました。するとエンジン警告灯が点灯、しばらくするとエンジンも停止する羽目に

早速お預かりしましたが、当然のことながらオイル交換と諸症状の関連性を疑う事などありません。しかしオイル量を確認した私は目を疑いました

なんとオイルゲージのアッパーレベルをはるかに超えた量が注入されてます。そこで興味津々の私は作業明細に目を通すと驚きの事実が判明・・

本来この車のオイル量は5リットルですが、なんと8リットルものオイルが詰め込まれておりました。通常オイル交換のあとはレベルゲージで容量を確認するのが鉄則です。

しかもプロが基本作業を怠るとは思えませんし、1,700ccの車に8リットルものオイルが必要とは誰しも想像しません。もちろん僅かな誤はともかくなぜ3リットルも多く入れたのでしょう?

真相は定かでありませんが、他車にも同じ作業が行われていたら背筋が凍りつく思いです。

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早速心当たりを点検するとスロットルボディーと吸気温度センサーがオイルまみれです。アイドリング不調やエンジンストールは、スロットルボディーや吸気温度センサーの汚れが引き金にもなります。

スロットルボディーとはエンジンに取り込む空気量をコントロールする部品で、本体中央のバタフライが開閉して空気の量を調整している部品

またアイドリング時はさほど空気を必要としないため、本体とバタフライの隙間は一ミリ程度しかありません。つまり僅かな隙間にオイルやカーボンが蓄積されると、空気の通り道がふさがれてしまいます。

ただ正常時でもブローバイガスにエンジンオイルが混ざるためスロットルボディーは多少汚れます。しかし今回は大量のオイルでエンジン内圧が上昇、想定以上にブローバイ経由でオイルが流入し空気の通り道をふさいでいた訳です。

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そしてインテークマニホールドもオイルまみれで、吸気温度センサーは腰までオイルに浸かっておりました。その後全て洗浄ののち警告灯が消えたのは言うまでもありません

しかしオイル交換で警告灯を点灯させるとはいかがなものでしょう?車は走る凶器です。またエンジン不調は重大事故にもつながりかねません

事の真相は定かでありませんが、メンテナンスは信頼のおけるショップに依頼すべきです。

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Oh, my god!

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これではお客さんが通りにくいのでは?しかもこんなにスペース広いのに・・
私もサービス業ですが、ちょっとした気配りにおもてなしの心を感じます。

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でも安心しました。帰りはきちんと整理されてました ^ ^

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配線修理

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皆様いかがお過ごしですか。昨日までの空模様から一転、晴天に恵まれ過ごしやすい一日です。さて今回のプチ整備はヘッドライトバルブの配線修理です。

バルブ切れのため作業に取り掛かると経年変化により配線がヒビ割れてます。一瞬、見過ごす気持ちもよぎりましたが安全確保のため絶縁対策を施しました

しかも社外HIDから純正バルブに戻すため配線の延長加工も必要です。

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はじめにヒビ割れ対策は収縮チューブを通すため配線を切断。次にチューブを双方の根元まで送り込んだらハンダ付けを行います。

また当然ながらハンダは盛り過ぎず少な過ぎずが鉄則、あわせて適度な分量で整えないと収縮チューブがうまくスライドしません

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また収縮チューブは片側を加熱した後、もう一方のチューブを被せれば繋ぎ目に負担が掛かりません

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今回はスモールバルブも合わせ左右8本のヒビ割れ修理と延長加工が必要でした。ライトの脱着をあわせ5時間ほど費やしましたがヒビ割れによる接触不良は未然に防げるはずです。

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ヒビ割れ配線と延長コードに絶縁対策を施した状態

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作業終了。これでオーナー様も安心してナイトクルージングをお楽しみいただけることでしょう。

皆様、ヘッドライト不良は走行に支障をきたすばかりか重大事故にもつながり兼ねません。また耐久性が乏しい輸入車においては定期的な点検をお勧めします。

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化粧直し

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さて、ど~する?という訳で重い腰が上がらず本日ようやく外装のリフレッシュを行いました

1985年式 ベスパPK125S、修理はステップのみですがコンセプトは年代観を損なわないこと

つまりボディーの錆やヤレには手を加えず旧車の風合いを残すこと。あわせて修理代を掛けず全て手持ちの備品でまかないたいと思います。

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さて早速作業に取り掛かりますが33年の疲労感は隠せません

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しかも水が溜まりやすいステップ後方には大きな錆穴まで開いてます。

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はじめに全体の錆カスをワイヤーブラシでえぐり取り、錆穴の裏に補強用の当て板を貼り付けます。

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ここで接着剤が乾燥するまで車載ジャッキが大活躍

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そして小さな錆穴は裏側からアルミテープで補強

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こちらはステップ中央の錆穴。あいにくフレームパイプまで達していたため、ステンレスウールでかさ上げしてみました

しかしこれではプロの鈑金屋さんに叱られそうです。でも私は素人です、作業方法も分からなければ専用機器も持ち合わせておりません

とはいえ比較的手先が器用なので丁寧に作業しているつもりです。

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続いて錆穴をパテで埋めた状態

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そしてパテが乾燥したら旧車の風合いに合わせるため、あえてワイヤーブラシで傷を入れていきます。

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あわせて表面を落ち着かせるため中目のサンドペーパーで肌を整えます。

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最後にパテの削りカスをエアガンで吹き飛ばしたら脱脂を行います。鈑金塗装はセンスと根気強さ、そして下地処理が一番重要らしいです(鈑金屋さん談)

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さて塗装前の準備です。マスキングは手を抜くと痛い目に合うため丁寧に作業を行います。

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こちらはプラサフをスプレーしたところ。プラサフとは鉄板が露出ししているところに使用する下塗り剤で、防錆効果と上塗り塗料との密着性が良くなります。

本日中に作業を終えたいため、プラサフと本塗りはホットエアガンで急速乾燥

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本塗り完了、しかし手持ちのスプレーで済ませたため色が合いません。数年経てば経年変化とともに若干色合いも馴染むことでしょう ・・

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全体のヤレ感に合わないため、あえて凸凹感を再現した状態

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ステップモールを取り付けたら少し引き締まった感じになりました。私はこのビンテージ感がたまらなく好きです。

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本日の作業はこれで終了。次回はステップ中央に自作ラバーマットを敷き、軽くタッチアップを行えばリフレッシュ完了です。

我ながら短時間でスムースに作業出来ました。お客様からいただいた宝物、いつまでも大切に所有したいと思います。しかしエンジンはいつ掛かるのやら・

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