今晩は埼玉県上尾市へ整備依頼の引き取り。いつもなら2時間以上掛かりますが本日は1時間半で到着。コロナウイルスによる外出自粛要請とテレワークの影響でしょうか?明らかに交通量が少なく渋滞すらありません。円滑なアクセル操作はストレスなく快適です。しかし対向車のヘッドライトが眩しいくらい1日も早い収束を願います。
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在庫車のBMW E91です。コンディション維持のため試乗と再点検したところ定番のバキュームポンプからオイル漏れを発見・・ 悩んでも仕方ないのでポンプのOリングを交換します。
ただポンプを外すにはカムカバーを外すため、タペットカバーパッキンやヘッドカバーシールフランジ、そして1番と4番プラグのプラグチューブのOリングも交換します。
それと予防整備でオイルフィルターハウジングのパッキンも2か所交換することにしました
遮熱板に溜まってるのがバキュームポンプ取付け部からのオイル漏れです。
ポンプを外すにはカムカバーを外さなくてはなりません。その前にタワーバーやハーネス、マイクロフィルターのボトムカバーを外します。
マル印が問題のバキュームポンプです。エンジンの後ろに付いてますがここまで分解すれば取り外しは簡単です。オイル管理が良かったのかスラッジもなく綺麗なエンジン内部です。
取り外したポンプです。エンジンとの接合部に付くマル印のOリングが劣化してオイル漏れを起こします。
ついでに本体も分解し合わせ目のOリングも交換ておきます。
次にオイルフィルターハウジングのパッキンも交換。ここもオイル漏れの定番箇所なので予防整備です。
オイルクーラー付きのハウジングです。ウォーターバイパスホースを外してから本体を取り外します。
取り外したオイルフィルターハウジングです。念のため更に分解してオイルクーラー側のパッキンも交換しておきます。
マル印は1番と4番のプラグチューブでカムカバーを外すと一緒に抜けてしまいます。再使用はオイル漏れの原因になるためOリングも上下交換します。
外したカムカバーパッキンとOリングで右にあるのが新品です。交換の際は柔軟性を維持するためラバーグリスを塗り組み込みます。
最後に組み付けが終わったらエンジンオイルと冷却水を補充して作業終了です。しかしながらマイクロフィルターのボトムカバーなどを戻すとオイル漏れのチェックがしにくいためしばらくこの状態で様子を見ます。
以上、定番のオイル漏れ3点セットのメンテナンスでした。ご自身で依頼すれば結構な出費です。これで不安材料なく次期オーナー様は安心してお乗りいただけるはずです ^ ^
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知り合いのリペア業者さんからの相談です。バーキンセブンの内装をリペアするのでマル印のシールを新調したいとのこと。そもそもこのシール、ただの飾りでなく車検を取るには必須です。
なぜなら特殊な車は日本の車検基準を満たしてません。例えばクラクションボタンの位置やシフトパターンを表示すものがありません。しかし誰が運転しても分かるよう安全装置にはマークを表示する決まりがあるからです。
もちろん皆様の車にも似たようなマークが刻印されてたりプリントされてます。そこで相談を受けたからには知恵を絞りたいところ。しかし今どきこの手のシールは入手が難しいため頭を悩ませました ^ ^;
しかしながら備品置き場を物色すると20年以上前ストックしてた同様のシールを発見・・ 当初使えるマークは差し上げようと思いました。でも手持ちがなくなると困るため必要なマークは試行錯誤のうえ自作してみました
はじめに方向指示器のマークが無かったためテプラで作製
そしてベースとなるシールとテプラで作製したマークを普通紙にコピーします。あえてテプラをコピーしたのは他のシールと質感や色合いを合わせるため
続いて表面保護と見た目の滑らかさを出すためラミネートフィルムを圧着
最後にカットしたら裏に薄い両面テープを貼って作業終了です。備えあれば憂いなし?これでリペア屋さんも喜んでいただけると思います ^ ^
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弊社でご契約の半数以上を占める注文販売。走行距離と品質にこだわり程度の良い中古車をお探しいたします。輸入車初心者はもちろん国産車もお気軽にご相談ください ^ ^
しかも中古車市場は今が繁忙期、なぜなら新車ディーラーが決算期で乗り換え需要が多いから。つまり下取り車が中古車市場へ大量に流れてます。よって希望の車を探しやすいうえリーズナブルに購入できたりして?
参考URL:https://sakuramotors.jp/work/find
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車検預かりの車です。しかしスモールバルブが切れてます。早速交換しようとしましたが素直に外れません?よく観察するとバルブ周りの反射鏡が溶けてバルブが固着してます。
しかもバルブ交換用のフタ穴が小さく作業性が悪いためうまく引き抜けません。手間暇考えたらヘッドライトごと新品に交換したい気分・・ しかし高額な出費はお客様も納得いきません
なので仕方なくヘッドライトを外し分解することに。しかしヘッドライトを外すにはバンパーも外さなければなりません。ただその手の作業は慣れっこですがバルブ交換ごときで7時間も費やしてしまいました
バルブ交換用のフタ穴が小さく作業性が悪いためカバーを分解・・
反射鏡が溶けてバルブが固着してた部分です。ヘッドライトは高熱にさらされてるため分解したくありません。なぜならハーネスも痛んでるうえ、ちょっとしたミスで反射鏡を傷付けてしまうからです。
反射鏡に固着してたスモールバルブの残骸
組み付けは下処理が大切なので古い防水材を出来る限り取り除きます。
ついでにカバーに付いてる反射鏡も外しレンズの裏側もクリーニング
最後に防水材を合わせ目に盛ります。
しかし防水材はとても繊細です。ちょっとした隙間から水漏れすため熱を加え均等に慣らします。
無事点灯してくれました。リーズナブルに処理できお客様も喜んでいただけるはずです ^ ^
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