倉敷散歩。本日は5月に続き2度目の倉敷納車。いつもであればトンボ返りの慌ただしいスケジュール。しかし今回は時間調整のため倉敷の町へ出掛けてみました
中でもここ美観地区は倉敷川を中心に風光明媚で風情ある佇まいを残す倉敷観光の中心地です。
また路地裏に入ると白壁の土蔵や倉敷格子の町家が連なり、まるで江戸時代にタイムスリップしたかの様な錯覚に陥ります。
そして倉敷といえば「ぶっかけうどん」の発祥地です。早速、散策を終えた私は老舗うどん店「おおにし」にて空腹を満たしました
ぶっかけと言う響きがこっけいですが、その由来はマージャンに没頭する「ばくち打ち」がどんぶりに食材を放り込み一気にかき込んだ事になぞられたそうです。
またもう一つの郷土料理は右手の「サッパ」という小魚を酢漬けにして握った「ままかり寿司」
サッパは別名ままかり(飯借り)と言われており、サッパをおかずにすると食が進むことから、ご飯「まんま→まま」が足りなくなり、隣家にご飯を借りに行く「借りる→かり」の言葉を掛け合わせ「まま・かり」というそうです。
そんなサッパは岡山を中心に郷土料理の素材として広く用いられており、漁獲量の9割が岡山県で消費されております。
また見た目もそうですが味もコハダに似ています。しかし食用とする地域は少なく関東では雑魚として扱われているそうです。
一方コハダもすしネタとして有名ですが、好んで食べる地域と食べない地域に分かれるそうです。サッパとはニシン目ニシン科サッパ属
コハダはニシン目ニシン科コノシロ属。いずれにしても双方似て非なる魚のようです。以上、倉敷観光とサッパにまつわるプチ雑学でした ^ ^