冷却水漏れで修理預かりのEクラスクーペ 。で、ルームクリーニングしてたら指先に激痛が!? 原因はウッドパネルが変形し凶器化してたから。ただ幸い出血もなくケガに至らず良かったです。

助手席も確認すると更にひどい状態。早速友人に伝えると剥がしてカーボン調のカッティングシート貼っといて~♪ とのこと。しかし形取りが大変なうえ面倒な作業は得意ですが躊躇しました

指先に激痛が走った運転席側。上部先端の尖った部分が変形し剥がれてます。

そして助手席側は反り返りがひどく完全にアウト

よってご要望通りカーボン調のカッティングシートに貼り換えます。ただ念入りに脱脂しても接着剤の油分が樹脂に浸透してる恐れが?

つまり粘着力が弱まり剥がれてくる可能性があります。 しかもメモリースイッチなどの被膜は簡単に剥がれるため慎重に脱脂を行います。

一時間ほど掛かりましたが綺麗に脱脂出来たかな?たぶん・・

剥がし取ったウッドパネル。でもバラバラに砕けてしまいました。ただ型取りに必要なため丁寧に組み立てます。

手持ちのカーボン調カッティングシート。コレ、熱を加えると多少湾曲した面にも貼れるため重宝してます。

そして型取りは5ミリほど耳を残します。なぜならカーブラインはハサミやカッターで綺麗にカット出来ないため裏技を使うから

するとこんな感じでカーブラインも綺麗にカット出来ます。

左側もカットが終わり

慎重に位置決め

そしてドライヤーと小道具を使い仕上げます。

運転席側も脱脂して

作業終了〜 でもバラバラに砕けたウッドの修正を含め片側3時間以上掛かりました

しかしホッとしたのも束の間。すぐさま友人から連絡が・・ どうやらココのパネルも剥がれてるのでカッティングシートを貼りたいとのこと

しかも無残にメッキも剥がれてます。

とりあえずパネルを外し

するとベースパネルにメッキの化粧パネルが溶着してあります。

よって溶着をドリルで削り分解

次にメッキを剥がします。ただ劣化がひどく数か所樹脂が欠けてしまいました。でもここで手を抜くとシートを貼った際デコボコになりイマイチ。なので破片を元通りに接着しサンドペーパーで表面を整えます。

こんな感じ

しかし他にも亀裂があり接着剤で補強

そしてバラバラだった化粧パネルを溶着してつなぎ合わせます(上のパネル)

次にベースパネルと仮り組み&クリアランス調整

ただ2分割のパネルに対し双方カッティングシートを「裏側まで折り返して貼るため」シートの厚みを計算しないと上手く組み込めません

よって黒いベースパネルを均等に僅かに削ります。すると化粧パネルとの間に隙間ができます。つまりカッティングシートの厚み分の逃げ場が確保できる仕組み

そしてカーボン調シートを貼り

次に裏側まで折り返した部分を接着止め。これで剥がれる心配はなし

しかしシートを裏側まで折り返してるので湾曲してる所は一苦労。ただそんな時は熱を加え包み込むよう形造ると上手く貼れます。

最後にベースパネルと化粧パネルを元通りに溶着

ようやく作業終了~

施工前

そして施工後。パワーシートスイッチと相まっていい感じ

 

↓↓にほんブログ村ランキング↓↓

https://car.blogmura.com/car_shop/ranking_out.html

 

↓↓↓人気ブログランキング↓↓↓

https://blog.with2.net/link/?2024198