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初の試み

納車前のハイエースです。ただでさえ荷室の広い車ですが仕事で2,400×1,200サイズの商品を運ぶことが有るそうです。もちろんリアシートを折りたためば荷室サイズはクリアしてます。しかし板状のパネル製品なので平らに積み込まなければなりません

そこで問題発生。なぜかというと後ろのタイヤハウスの出っ張りが横幅1,200に満たないため全体をフラットにする必要があります。当初お客様がリアシートを折りたたんだ高さに合わせ荷室をかさ上げするボードを作る予定でした

しかしながら多忙で連日遅くまでお仕事されてる方です。しかも簡単そうに見えますが思い付きで作れる物ではありません。そこで備品置き場に鉄道模型のジオラマ制作で余った廃材を発見。早速メジャーで採寸したらいい感じ

とりあえず初の試みなのでお客様に期待を持たせてはいけないため事後承諾で作業開始。結局設計図通りに行かず何度か変更を加えたためホームセンターに4回足を運びました。でもお客様も大変ご満足な様子

これでお客様の仕事がはかどれば幸いです。私の仕事はただの車屋です。しかし信頼されてる以上お客様の要望に応えられるよう、痒い所に手が届く車屋でありたいです。

丈夫で反り返りの少ないシナベニヤ。しかしノコギリで真っ直ぐ切るの大変でした

そして木ネジだと強度不足を感じたのでビスとナット、木工用ボンドで固定

更に積み荷が傷付かないよう皿ビスを使用。そこで以前から気になってた工具を購入。なんとドリルで穴を開けながら皿穴加工ができる優れもの

とりあえずこんな感じ。上板を2分割にしたのは長さが足りなかったから

でも中間に補強材を入れ連結させた方が強度が増しました

当初の設計図に改良を加えこんな感じに

足に補強材を入れ

荷室フックのボルトを利用し固定金具を付け

お客様の顔がチラつきながらなんとか完成。あとは使用用途にあわせベニヤ板を敷いてください

 

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販売価格5万円アップ?

在庫車の仕上げです。弊社ではめったに施工しないヘッドライトカバーの磨き作業。コレ、あえて記事にするネタでもありません。しかし最近この手のクスミを取りで溶液を化学反応させコーティングするケミカル品が販売されてます。

しかしながら高価なうえ一時的なものに過ぎません。よって弊社では皮膜を根こそぎ剥がします。ただ600~2000番のペーパーヤスリで削ってマシンで磨くため手間は掛かります。でも皮膜がなくなるため再発の恐れはありません

しかし輸入車に比べ国産車はバンパー外すのも楽チンです。ついでにボディーも磨いたので10時間掛かりましたが雰囲気もガラッと変わりました。これで販売価格5万円アップ間違いなし!?

 

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コレ、優れ物です。

車検預かりの車です。しかし点検するとブレーキのハイマウントストップランプがつきません。これ、装備が義務付けられてるためバルブが切れてると車検に通りません

幸い振動を加えたら点灯したのでバルブは切れてないと判断。よって本体を取り外しコネクタの接点を清掃して作業終了。しかし原因究明しないと再発の恐れがあり不安です。

結論から申し上げると、ストップランプを固定してるプラスチックのマウントが経年劣化により破損してました。つまりボディーとの密着性を失い隙間から雨水が侵入。よってコネクタの接点が接触不良を起こしたと思われます。

まっ、ここまでは良くある話ですが部品交換すると数万円掛かります。車屋としてはオイシイ話ですが、弊社にはとっておきの優れ物があります。その名は<ワイヤーメンダー>

簡単に説明すると鈑金屋さん必須のアイテムです。なぜなら破損したプラやウレタン製品を600度に加熱した専用ワイヤーでパーツをつなげる工具です。

しかし一般的には接着剤で固定すれば良いと思われがちです。でも一度割れた部品は見た目はともかく強度は元に戻りません。しかもこの破損したパーツはスプリングが内蔵されてるため接着剤だけでは耐えられません

よってワイヤーメンダーの優れたところは、テンションの掛かる破損したパーツをつなげられること。しかも接着剤と異なりボルトとナットで固定したかのように丈夫です。

さらに乾燥させる必要もないので作業効率も大幅にアップ。最後にストップランプとボディーの隙間から雨水が侵入しないようコーキングを行い作業終了です。

破損した固定マウントのプラスチック

こちらは片側が破損

ワイヤーメンダーです。

プラグ先端に専用ワイヤーを装着。するとわずか20秒で600度の高温に達します。

そして修復させたいパーツにワイヤーを適度に埋め込み元の形に復元します。

復元させたら無駄なワイヤーをカット。強度を保ちつつ破損個所の修理が完了

最後に防水加工のためコーキング剤を塗りストップランプを取り付け作業終了です。

 

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手放す側に罪はありませんが

中古車新規登録のご依頼です。簡単に説明すると一時抹消(ナンバーなし)の車に車検を通して登録することです。しかしこの車、リアのナンバープレートを取り付ける台座のナットに以前付いてたボルトの首下だけ残ってます。(画像は取り忘れました)

おそらくナンバーを外す際、ボルトが錆びてて外せなかったんですね。だからボルトの頭を飛ばしナンバーを外したためボルトの首下だけ台座に残ってる状態です。手放す側に罪はありません?しかし取り付ける方はネジ溝を再生するのが大変です。

そこで10年振りにタップの出番です。しかし本来タップはネジ溝のない物にネジ溝を作る工具。しかしながら今回は錆びついたボルトを取り除きネジ溝を復活させる面倒な作業です。

なぜなら錆びついて台座のネジ溝に固着してるボルトをネジ溝ギリギリまでドリルで穴を掘ります。しかし少しでも中心がずれると台座のネジ溝が破損して新しいナンバープレートが付けられなくなるから

しかもネジ溝ギリギリまで穴を貫通させてもここからが一発勝負。なぜなら適度に力を加えタップを回転させないと元溝まで切り落としてしまうから。でも左右うまく削れました。最後に他のナンバーで取付け確認して作業終了です。

 

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幻想的な?

納車整備の車です。お客様のご依頼でドライブレコーダー、レーダー探知機、LEDカーテシーランプを取り付けます。しかし目立つ車ですね。作業中も通りすがりの人に何度も声掛けられました ^ ^;

さて、当初ドラレコの取付けは記事にするつもりはありませんでした。しかしオープンカーなのでリアカメラの設置場所に困ったネタです。なぜなら一般的にはリアガラスにカメラを付けます。しかし幌を開けるとガラスも格納されるため録画出来ません

よってロールバーに付いてるエアロボードへ取り付けます。(風の巻き込みを防ぐ板)しかしリアガラスが小さいためカメラを中央に設置しないとバランス良い角度で録画出来ません。とはいえエアロボードの中央に付けると高さが低く後ろが見えない事に気付きました

そこでカメラ位置を上げるため自作のステーを制作。たかが数センチ、されど数センチ、これでオープン時も後方録画可能です。ただアルミ板を手作業でカットしたり曲げる作業に苦労しました。そして最後にボンネットとトランクに合わせカーボンシートを張り無事作業終了です。

そしてカーテシーランプに使うLEDテープライト。どうやら乗り降りの際、足元が暗いのが嫌みたいです。しかしドアから室内へ配線を引くのに苦労しました。なぜならこの車、ボディ側の蛇腹ゴムの付け根にハーネスのコネクターが付いてます。

よって蛇腹を戻すには先端をコネクターのマウントに被せなければなりません。しかしスペースが狭く、そこだけに大半の時間を費やしてしまいました。でも仕上がりは想像以上に幻想的で喜びもひとしおです。

 

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