昨日は友達の依頼で山車(だし)のタイヤ交換を行いました。山車とは祭りの陰の立役者。なぜなら山車がないと祭囃子の歌舞いが見れないばかりか、子供たちが山車を引く楽しみもないからです。
また山車は天井の高い位置に「神様」を招き入れ、華やかな装飾と祭囃子の歌舞で神様を楽しませているそうです。そして当初、車のタイヤ交換しか経験のない私は現物を見るまで不安が募りました
なぜなら山車のタイヤといえば木製の車輪を想像していたからです。しかし車軸は乗用車の物を流用、しかもブレーキは付いておらず極めてシンプルな構造です。
しかしながら重量があるためタイヤは丈夫なバントラ用が装着されてます。とはいえ舵を切る前輪は相当負担が掛かるようで、タイヤのブロックは既にボロボロです。
早速、構造を把握した私はジャッキで持ち上げ作業に取り掛かりました。すると地面が傾斜していて不安定なうえ、タイヤが奥まってるため工具の取り回しも容易ではありません
しかしようやく作業も終わり「初体験」という緊張感もありましたが貴重な経験をさせていただきました。また私も幼少期お世話になったこの山車には沢山の思い出があります。
それ故これからは自ら率先してメンテナンスに協力すると共に、末永く活躍できる様この山車と地元に貢献して参りたいと思います。