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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の六)

今回はトンネルのベースとなる山の骨組み?を作りました。調べると山(トンネル)の作り方も様々あるそうです。しかしあえて面倒な工法を選択しました

なぜなら強度確保とトンネル内のメンテナンス用に広い空間が欲しかったから。Zゲージはデリケートでレールのクリーニングやメンテナンスを頻繁に行う必要があるからです。

で、はじめに備品置き場にあった針金を切り大体の形をイメージします。一見小さく見えますが紙粘土を盛るのでベースの骨組みが大きいと形成しづらくなります。

次に骨組みをカットして曲げて

こんな感じでしょうか?

そしてハンダ付け

いい感じ

苦労しました。でもこのままでもオブジェになりそう?

裏側にはサービスホールを開けます。これがないと線路のメンテナンスができないばかりか脱線時に列車を救出できません

微調整を施し本日の作業はこれで終了です。

 

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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の五)

今回はトンネルの土台を作ります。なぜ土台が必要かというと線路が高架になってるから。その前に動力車のメンテナンスを行いました。 なぜなら動力車は20時間走行毎にギヤなどに専用のオイルを給油しないといけないから

ただ給油自体は分解しなくても可能です。しかし内部も綺麗にしたいため分解してパーツクリーナーで清掃しました。しかしあまりにも小さく組み込むとき指先が震えてしまいます。

さて動力車の清掃が終わったら早速作業に取り掛かります。土台になるのは100均で購入した発泡スチロール

とりあえずこんな感じに型取りし木工用ボンドで接着します。しかし上下のトンネルポーターの位置が微妙に近すぎます。このクリアランスで山を作るとバランス的に見栄えがいまいちです。

そこで下を走る線路の位置を変更します。ただ市販のレールでは対応できないため、この部分も直線レールを加工してカーブレールを作りました

こんな感じで線路を移設します。

うねりも出来て良い感じ。右側に見えるコルクの剝がし跡は移設前にレールが敷かれてた場所です。

うねりながらトンネル通過。一番の撮影スポットになったりして?笑

しかしトンネル2つでは芸がないと思い覆道(ふくどう)作りに挑戦です。ふくどうとは雪崩や落石などから線路を守るための防護用の建造物

はじめにベニヤ板で覆道の天井をカット。ノコギリ曲げながら切断したので大変でした

柱は手持ちのボール紙を5枚重ね厚みを確保

とりあえずフィッティング。良い感じ

ついでに装飾を施し、ボール紙の合わせ目はパテを埋め段付きを処理

あわせてコンクリート調にしたいため天井の木目をパテで埋めます。

綺麗に形成すると質感が失われるためあまり手は加えません

塗料が無いため塗装は後日です。本日の作業はこれで終了

 

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■仕事ネタ <全ての記事> その他

無用の長物?

車検預かりの車です。引き取りの際ドライブレコーダーのモニターがおかしな事に気付きました?リセット掛けても直りません。取り付けて2年半、優良メーカー品なので本体の故障は疑うはずもなく案の定SDカードの不良でした

たまたまお客様の仕事はシステム関係のエンジニア。話を聞くとSDカードのメモリーは上書きされ消えたデータも残骸としてメモリー内に蓄積されてるそうです。つまり残骸が増えると書き込み容量が減るという事です。あわせてドラレコはデジカメなど他の器機に比べエンジンを掛けてる間ずっと書き込みを続けてます。

よって超ハードワークなうえ夏場の車内温度は80度を超える事もあり劣化しやすい環境で使用されてます。なので今回は容量を8Gから上限の32Gへアップし余裕を持たせました。お客様の使用頻度にもよりますが車検の際はSDカードの交換を是非お勧めしたいと思います。

 

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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の四)

今回は傾斜部のレール固定です。平面同様コルクで制作した道床を橋げたに接着します。ただ綿密に計算してますが橋げたの間隔を一定に保たないと傾斜角がズレるため列車が走行した時違和感が生じます。

また作業中の部分は鉄橋ではなく丘を作ります。よって橋げたは見えなくなるため所どころコルクを重ね合わせ安定感と強度を持たせました。あわせて割り箸でクリアランス調整するにはピーラーで高さ調整すると作業が楽です。

次にこの部分は自作でアーチ橋を作ります。

苦労して作った橋げたですが太すぎるため手持ちの廃材で新たに制作します。

こちらがアーチ橋専用に新たに作った橋げた。切断しミリ単位で微調整

設計図・笑

しかし図面通りに行かず感覚勝負

安易に考え過ぎてました。想像以上に大変な作業です。コンパスまで引っ張り出し地道に作業。しかも左右の壁面で半径が異なるため両側の型紙を作ることに

そして石垣のループ橋にしたかったのでファーラー社製の石垣シートを2セット(計4枚)購入。輸入品なのでお高めの4,200円也(送料別)

でも凹凸感も再現されててリアルです。

とりあえず外側の型取り

カットライン入れて

難なくクリア。でもあと3枚残ってます。

無事カット終了

そしてフィッティング。何とかなりそうな予感?

その前にレールにコルクボードを加工した道床を接着

乾いたら道床と橋げたを接着

いい感じ

仮合わせ。このあと少しガード部?が高いので高さ調整とカスタムを行います。

はじめに石垣シートは3mm厚の発泡スチロールで強度を保ってます。つまり切断したところは断面がむき出しになるため見栄えが良くありません

よって石垣シートを細く切り切断面に貼り発泡スチロールを隠します。ただ細く切るだけでは発泡スチロールの厚みが残るため適度に発泡スチロールをカットし更に<すりこぎ棒>で平らに伸ばしてみました

こんな感じで余分な部分をカットして

更に<すりこぎ棒>で発泡スチロールをつぶします。

すると厚みの無い石垣テープが作れました

それをガード部?の上面と内側にシートを貼れば切断面の発泡スチロールを隠せます。右:加工前、左:加工後

しかし一番の難題はアーチ部分の処理でした

でもここまでくれば慣れたもんです。同じく石垣シートを適度な大きさにカットして厚みをなくし貼り付けます。

いい感じ

そして接着剤が乾いたら余分な耳をカットします。ただ同じくカット面から発泡スチロールが見えてます。

そこでタッチアップペイントを調合して発泡スチロールにペイントを施しました

すると違和感なくなりました

裏側から

こちらは対面側のアーチ橋。同じく接合面の発泡スチロールを隠すため加工した石垣シートを貼り付けます。

こんな感じ。ボンドは乾燥すると透明になります。

とりあえず完成。苦労しました

いい感じ

しかし疲れました。二度と作業したくありません ^ ^;

 

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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の三)

今回の作業です。レールを固定したらストラクチャー(建物など)を設置する位置や道路などをケガキます。私は1960年代頃~?のヨーロッパの田舎町をイメージしてます。またレイアウトプランで外せなかった手法は・・

①コンパクトサイズなのにロングレイアウト(始点から終点まで別コースで2周回れること)②駅は引き込み線に設置せず本線で通過できること③立体交差クロス④トンネル⑤アンカプラーレールを設置して動力車の進行方向を変更できること(自動連結開放機)⑥単調は走りにならないよう、カーブやちょっとしたウネリを作ること⑦自作可能なものは手作りでオリジナル性を出す。などなど面倒な作業ですが想像すると夢が膨らみます。

教会や木組みの家。そして給炭所や駅、貨物倉庫も購入しました

しかし全てプラモデルなんです。しかも1/220スケールなのでとにかくパーツが小さく組み立てに時間が掛かりました

しかも輸入品なので価格も本国の倍近くします。でもパッケージデザインや完成時のクオリティーといい良くできてます。

 

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