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■日常を楽しむ <全ての記事> つまらぬ豆知識とプチ雑学

いまは離れて

 

世界中に蔓延してる新型コロナウイルスの感染。既に日本も他人事ではなく緊急事態宣言が発令されました。そんななか感染拡大防止策として、各企業がロゴマークにメッセージを込めた動画を配信してます。自動車業界ではフォーシルバーリングスで有名なこのメーカーが印象的です。

Keep distance, stay together (距離を保ち一緒にいよう)というシンプルで力強いメッセージ。アウディのロゴマークのフォーリングスが除々に離れ、今は互いに距離を取ることの必要性を訴えてます。しかしその後、分かれた輪は再び重なって行くことで stay together (一緒にいる)ことを伝えてるそうです。

しかし自動車業界も販売低迷が続き他人事ではありません。コロナウイルスとは長期戦覚悟とはいえ一日も早い収束を望みます。そのためには各々が自覚を持ち感染防止対策を徹底することが重要ですね

アウディAGの公式動画はコチラ↓↓↓

最後に流れるメッセージは「いま大切なのは、外出を控え、距離を保ち、健康に気をつけて、みんなで支えあうこと。地域で、日本で、そして世界で協力しあい、この危機をみんなで一緒に乗り越えよう。いまは離れて、心をひとつに。みなさま、どうぞお身体にお気をつけて」と伝えてます(日本版より抜粋)

この動画はアウディ本社のウェブサイトに掲載されてましたが、今はアウディ ジャパンのSNSで日本版を見ることができます。https://www.facebook.com/audi.jp/

 

 

そしてアウディのロゴマークといえばフォーシルバーリングス。そもそもアウディの歴史は1868年ドイツで生まれたアウグスト・ホルヒ博士がアウディ社の起源となるホルヒ社を創業したことから始まります。当時ドイツを代表する自動車エンジニアとなったホルヒ博士は3年間メルセデスベンツでの経験をもとに1899年に自身のネーミングからホルヒ社を設立しました

しかし1909年に利益を重視する経営陣との確執からホルヒ社を退任し、アウグスト・ホルヒ・アウトモービルヴェルケ社を設立。しかし自分のホルヒという名前が先のホルヒ社と似ていることから使用を差し止められ、ドイツ語のホルヒェン(聞く)という意味と同義のラテン語で「アウディ」を新社名とする会社を設立しアウディの名が誕生したそうです。

その後1929年に勃発した世界恐慌でドイツの産業界も大打撃を受けます。この経済危機を乗り切るため1932年に発足されたのがAuto Union(アウトウニオン)です。Auto Unionは当時ドイツを代表する自動車メーカーであるアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーの4社が結成した企業連合体で、それぞれの得意分野に専念することで自動車メーカーとしての総合力を高めることに成功。そしてアウディブランドは中型から高級クラスの車種で存続しました

ちなみに各メーカーの得意分野は、小型大衆車 → DKW(デーカーヴェー)、中級モデル → WANDERER(ヴァンダラー)、大型モデル → Audi(アウディ)、プレステージカー → HORCH(ホルヒ)と4社それぞれメーカーの個性を尊重した協力関係が構築され、アウトウニオンはドイツを代表するフルラインナップの自動車メーカーとして基盤を確立しました

しかし大二次世界大戦勃発でアウディブランドは製造中止となりましたが1965年に生産が再開、1969年にはロータリーエンジンの開発で知られたNSU社を併合し社名をアウディNSUアウトユニオンへ変更。以降ヒット作となる80や100シリーズなどを送り出し1985年に現在の社名アウディに変更しました。したがってアウディのシンボルマーク「フォーシルバーリングス」は前述した企業連合体アウトウニオンの4社を意味してます。以上アウディ社にまつわるプチ雑学でした ^ ^

 

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BMW E90 E91 オイル漏れ修理

在庫車のBMW E91です。コンディション維持のため試乗と再点検したところ定番のバキュームポンプからオイル漏れを発見・・ 悩んでも仕方ないのでポンプのOリングを交換します。

ただポンプを外すにはカムカバーを外すため、タペットカバーパッキンやヘッドカバーシールフランジ、そして1番と4番プラグのプラグチューブのOリングも交換します。

それと予防整備でオイルフィルターハウジングのパッキンも2か所交換することにしました

遮熱板に溜まってるのがバキュームポンプ取付け部からのオイル漏れです。

ポンプを外すにはカムカバーを外さなくてはなりません。その前にタワーバーやハーネス、マイクロフィルターのボトムカバーを外します。

マル印が問題のバキュームポンプです。エンジンの後ろに付いてますがここまで分解すれば取り外しは簡単です。オイル管理が良かったのかスラッジもなく綺麗なエンジン内部です。

取り外したポンプです。エンジンとの接合部に付くマル印のOリングが劣化してオイル漏れを起こします。

ついでに本体も分解し合わせ目のOリングも交換ておきます。

次にオイルフィルターハウジングのパッキンも交換。ここもオイル漏れの定番箇所なので予防整備です。

オイルクーラー付きのハウジングです。ウォーターバイパスホースを外してから本体を取り外します。

取り外したオイルフィルターハウジングです。念のため更に分解してオイルクーラー側のパッキンも交換しておきます。

マル印は1番と4番のプラグチューブでカムカバーを外すと一緒に抜けてしまいます。再使用はオイル漏れの原因になるためOリングも上下交換します。

外したカムカバーパッキンとOリングで右にあるのが新品です。交換の際は柔軟性を維持するためラバーグリスを塗り組み込みます。

最後に組み付けが終わったらエンジンオイルと冷却水を補充して作業終了です。しかしながらマイクロフィルターのボトムカバーなどを戻すとオイル漏れのチェックがしにくいためしばらくこの状態で様子を見ます。

以上、定番のオイル漏れ3点セットのメンテナンスでした。ご自身で依頼すれば結構な出費です。これで不安材料なく次期オーナー様は安心してお乗りいただけるはずです ^ ^

 

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プチ工作

知り合いのリペア業者さんからの相談です。バーキンセブンの内装をリペアするのでマル印のシールを新調したいとのこと。そもそもこのシール、ただの飾りでなく車検を取るには必須です。

なぜなら特殊な車は日本の車検基準を満たしてません。例えばクラクションボタンの位置やシフトパターンを表示すものがありません。しかし誰が運転しても分かるよう安全装置にはマークを表示する決まりがあるからです。

もちろん皆様の車にも似たようなマークが刻印されてたりプリントされてます。そこで相談を受けたからには知恵を絞りたいところ。しかし今どきこの手のシールは入手が難しいため頭を悩ませました ^ ^;

しかしながら備品置き場を物色すると20年以上前ストックしてた同様のシールを発見・・ 当初使えるマークは差し上げようと思いました。でも手持ちがなくなると困るため必要なマークは試行錯誤のうえ自作してみました

はじめに方向指示器のマークが無かったためテプラで作製

そしてベースとなるシールとテプラで作製したマークを普通紙にコピーします。あえてテプラをコピーしたのは他のシールと質感や色合いを合わせるため

続いて表面保護と見た目の滑らかさを出すためラミネートフィルムを圧着

最後にカットしたら裏に薄い両面テープを貼って作業終了です。備えあれば憂いなし?これでリペア屋さんも喜んでいただけると思います ^ ^

 

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花冷え?

桜も満開を迎え心地よく過ごしやすい日が続きます。しかし今朝目を覚ますと一面の銀世界にうっとり・・ なぜなら府中でまともに積雪があったのは今年初めてだから ^ ^

しかしながら春日和が続き既にサマータイヤへ交換された方も多いはず。弊社管理ユーザー様も例外でなく急きょ安全運転への注意を呼びかけました

しかし異常気象の影響で天候の見極めが難しい今日この頃です。ちなみに<寒の戻り>とは立春から4月にかけ寒さがぶり返す言葉。そして<花冷え>は桜の花が咲くころ寒さがぶり返す言葉だそうです。

 

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■日常を楽しむ <全ての記事> 年中行事

春の訪れ

ここは在庫車の撮影場所。昨年と同じく満開の桜に物足りなさを感じます。なぜなら病害虫や倒木を防ぐためおととし剪定されたから。いつもなら枝が生い茂り空を見上げるのも困難なほど・・(下の画像)

しかし満開の桜に励まされたり元気をもらうのも事実。だから新年度は桜の花びらの様な純粋な気持ちでスタートを切りたいと思います。

 

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