1 61 62 63 64 65
■仕事ネタ <全ての記事> つまらぬ豆知識とプチ雑学

戦々恐々

イメージ 1

ここは横浜市にある(財)日本自動車査定協会 神奈川支部。主な業務は修復歴の検査や走行距離のチェック、そして車の査定士検定や事故減額、推定価格の証明、係争車両の鑑定評価などを行ってます。

また査定協会は経済産業省、国土交通省の許可のもと設立された第三者機関であり、健全な中古車市場の発展と消費者利益の保護を目的として活動を行っている組織です。

そこで今回私が訪れたのは下取り車の修復歴検査と走行距離のチェックが目的です。いつもは検査済み車両を仕入れているので車両状態書付きます。しかし自社の下取り車を私自身が評価するにはいかず車両検査を依頼しました

イメージ 2

あらかじめ予約した日時に車両を持ち込むと早速検査が始まります。張りつめた空気の中、なんと三人もの査定士に囲まれ念入りに検査が行われます。話を聞くと複数での検査が基本であり単独での査定は一切行わない規定があるそうです。

つまり修復歴の見落としや業者との癒着を防止する対策のようです。しかしここまで念入りに検査を行うとは信頼できる反面、依頼主にとっては気持ちが落ち着かず戦々恐々とした気分でした

イメージ 3

そして待つこと三十分あまり、無事に検査も終わり修復歴なしの評価と走行距離管理システム通過の検査報告書をいただきました。弊社では第三者機関での検査済み車両だけを扱います。

なぜなら車両状態を隠さずに伝達する事が中古車販売の原点であると確信しているからです。

ただし機関系の寿命は目視判断できません、したがって中古車は車両状態と合わせ走行距離の割合に重点を置くことが重要な要素となります。

参考URL: http://www.jaai.or.jp/

■仕事ネタ <全ての記事> 遠方納車 つまらぬ豆知識とプチ雑学

高知納車 830キロ走破!

昨日は東京から830キロ離れた四国、高知県へ納車に伺いました。高知といえば坂本竜馬や板垣退助の生誕地として有名ですが、私には金属音を響かせ自動車と並走するノスタルジックな路面電車が印象的でした

路面電車とは道路上に軌道(レール)が敷設された電車で、路上や歩道の停車場から簡単に乗降出来る利便性の良い乗り物です。

日本では全盛期65都市で活躍していましたが、高度成長期に渋滞の元凶とされ廃止が進み現在ではわずか20ヶ所に存在するのみです。

しかし世界では約50か国400都市で運行され、20世紀末以降は環境面での配慮などから再評価されヨーロッパを中心に整備が進んでいるそうです。

そして路面電車の発祥は1881年にドイツで運行が開始され、日本では1895年(明治28年)京都で開通し大正から昭和初期にかけて数多くの軌道が整備されました

その後、京都の路面電車は1978年(昭和53年)に全廃されたため、ここ高知の路面電車は現存する日本最古の路線で延長距離も国内最長だそうです。

早速私も乗車しましたが独特の振動や年代を感じさせる車内臭、そして戦後間もない昭和の時代を彷彿させるレトロな雰囲気を満喫できました

また製造から70年近く経過する車両も数多く現存する中、走る文化財としてこれからも末永く運行していただきたいと思います。

イメージ 2

一般道を乗用車と並走する1950年式の200形車両

イメージ 1

同じく一般車と信号待ちをする1963年式の600形車両

参考URL: http://www.attaka.or.jp/feature/densya/index.php

■仕事ネタ <全ての記事> プチ整備など

プチ整備

イメージ 3

毎年この季節に多発するのがエアコンのトラブルです。この車もガス圧は十分ですが利きがかなり甘い状態です。故障の原因は片側の電動ファンが回ってないため保護機能が作動しコンプレッサーの動きを制限していました

イメージ 1

左が故障した電動ファンで右が新品のValeo社製。OEMで価格は純正の半額ほどです。OEMとは純正と製造メーカーが同じ部品、ロゴマークが入らなかったり品番が異なるだけで品質に変わりはありません。しかし極端に安価なOEMもどきは品質が極めて悪いため注意が必要です。

イメージ 2

交換の様子。取り外しはバッテリーボックス、パワステタンク、アンダーカバーを外します。そしてラジエターシュラウドからファンを固定しているカバーを外す。次にファンとカバーを分離させファンだけを下から抜き取ります

作業は簡単です。工具さえあればサンデーメカニックでもトライ出来ると思います。また電動ファンの故障はオーバーヒートにもなりかねないため早めの処置が必要です。

■仕事ネタ <全ての記事> 工作あれこれ

移植手術

イメージ 1

ボルボV70 SB系 キーレスキーの移植手術です。前期型の2分割式が古臭く感じたため後期のジャックナイフ型へ移植してみました

左が購入した社外のブランクキー(これから鍵溝を彫るベースキーです)次に真ん中は中古で購入した後期型のジャックナイフキー(リモコン部分のケースのみ使います)

そして右は今まで使用していた前期型のキーレスキー(イモビライザーとリモコン基盤を取り出します)

イメージ 2

はじめに前期型の鍵からイモビライザーを取り出します。イモビライザーとはカギに埋め込まれたチップと車両が交信しないとエンジンが掛からないセキュリティーシステムです。

つまりそれそれぞれの車で信号が異なるため、カギ溝だけ複製しても他車のエンジンを掛けることはできません

イメージ 3

続いて取り出したイモビライザーを購入したブランクキーのケースに取り付けます。

イメージ 4

もちろんドアロックの電波もそれぞれの車で異なるため基盤を入れ替えます。右側が移植する前期型の基盤です。パニックボタンが付かないだけで形状は同じです。

イメージ 5

移植完了。イモビライザーとドアロックの基盤を入れ替えた状態

イメージ 6

最後に知り合いのカギ屋さんで鍵溝を彫ってもらい完成です。ブランクキーと中古のリモコンキーで1万円なり!高いか安いかは価値観次第。しかし印象が変わり運転する楽しみも増えることでしょう

■仕事ネタ <全ての記事> 遠方納車

石川納車 千里浜なぎさドライブウェイ

弊社でご注文の三割を占める遠方納車。遠方納車は運びのプロ’陸送会社に依頼するのが一般的です。しかし見ず知らずの車屋から電話一本で高額商品を購入するには心配事が付き物です。

そこで弊社では遠方納車の不安を取り除くため、自社でのお届けサービスをはじめました。物理的にお伺い出来る地域は限られますが遠方納車に不安をお持ちの方は是非ご相談ください

※お届けサービスのご利用で私自身が責任を持ってご自宅までお届けいたします。

※お届けサービスのご利用で名義変更など面倒な手続きも代行可能

※お届けサービスのご利用で残金決済は納車当日で構いません

という訳でこの度お届けサービスをご利用いただき、東京から 540キロの道のりを石川県羽咋市(ハクイシ)までお伺いさせていただきました

イメージ 1

羽咋市は石川県西部に位置する能登半島へ向かう途中の海沿いの町。観光スポットは千里浜なぎさドライブウェイが有名です。

またここは日本で唯一砂浜を車で走れる海岸で、世界的に見てもアメリカとニュージーランド、そして羽咋市の3か所しか存在しない貴重な砂浜です。

イメージ 2

全長8キロにおよぶ海岸道路への入口。 24h通行無料!早速私もスタート地点に立ちました。しかし納車前の車を汚す訳にはいきません。残念ですがこの美しい砂浜と海岸線を見られただけで満足です。

イメージ 3

画面中央に見えるのが砂浜を走行している 4WD。また砂浜には道路標識もあり何とも不思議な光景が広がります。ちなみに4WDでなくても乗用車から大型バスまで全ての車両が通行できるそうです。

参考URL: https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_1918/

参考URL: https://www.city.hakui.lg.jp/index.html

1 61 62 63 64 65
Page Top