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プーリーメンテナンス(其の二)

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先日のプーリーメンテナンスに続き、本日は「スーパーチャージャーベルト」の鳴き止め対策を行いました

参考URL:https://sakuramotors.jp/6350(113M55 プーリーメンテナンス編)

このエンジン、スーパーチャージャーの電磁クラッチが繋がる瞬間ベルトが「キュッ」と鳴くんです。

アクセルを踏むたび歩行者が振り向くのでさすがに嫌気がさしてきました。どうやら持病のようで、新品のベルトとテンショナーに交換しましたが改善されません

個体も古く仕方ありませんが、原因はマルで囲ったベルトの張りを保つテンショナーです。テンショナーとはベルトの張りを保つスプリングの入った部品

ベルトやプーリーの負担を和らげエンジンをスムースに回転させる役割もあります。

原因はスーパーチャージャーのクラッチが繋がると、一瞬テンショナーの張りが必要以上に甘くなりベルトが滑って鳴きが発生するそうです。

つまりテンショナーの緩み方向への動きを最小限に制御できれば、ベルトの緩みはなくなり滑りと鳴きは止まる訳です。

そこで今回複数の記事を参考に、見よう見まねで自作テンショナーストッパーを作製してみました

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左はベースのL型ステー、右がそれを加工した自作テンショナーストッパーです。ボルトとナットはストック品で L型ステーはたったの105円なり

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取付けはウォーターラインのブラケットを介しテンショナー本体に固定するだけ。結果、位置調整に少々手こずりましたが滑りも解消されレスポンスは大幅に向上しました

しかしこんな部品でここまで改善出来たとは嬉しい限りです。しかも材料費たったの105円なり

皆さんもDIYでプチ整備はいかがですか?ただし見よう見真似の改造は危険です。くれぐれも自己責任にてチャレンジしてみてください

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プーリーメンテナンス(其の一)

メルセデスの113M55「通称V8コンプレッサー」エンジンのプーリーメンテナンスを行いました

このエンジン、スーパーチャージャーが付いてるためメンテナンスを怠ると膨大な出費に見舞われます。

そこでウイークポイントとされるプーリーベアリングのグリスアップを行いました

使用する「チキソグリス」は航空機産業でも高い評価を受け、ボーイング社や英国航空部隊のヘリコプター指定グリスでもあります。

また常に最新技術が追及される軍事産業でもNATOの軍公式認定潤滑剤になってます。

早速取り外しにかかります。左からダブルプーリー、スーパーチャージャーのテンショナー、アイドラプーリー、エンジン側のテンショナー、同時にスーパーチャージャープーリーも作業しますが後述します。

はじめにCリングをスナップリングプライヤーで外します。

次にラバーシールを開封します。適当な工具がなかったため「千枚通し」を加工したお手製のシールめくりで対応

ラバーシールの隙間に先端を引っ掛けテコの原理でめくるように外します。またシールめくりをひっかける場所はラバーシールの外側が鉄則だそうです。

なぜなら内側は回転軸とのクリアランスに微妙な制度が求められ、変形させると摩擦抵抗になるそうです。

ラバーシールを外した状態。本来粘り気のあるグリスが劣化し油カスの様に固まってます。

古いグリスはブレーキクリーナーで念入りに洗浄。またクリーナーを使うと温度差で内部に水滴が溜まるためエアブローで乾燥させます。

洗浄が終わったらチキソグリスを注入。入れ過ぎはグリス漏れの原因になるため容量の4割程度がベストだそうです。

注入が終わったらラバーシールを戻し残りのプーリーも同じ工程で作業を行います。

グリスアップ終了。ついでに表面の汚れも洗浄したので見た目もすっきりしました

そして最大の目的がこのスーパーチャージャープーリーのグリスアップです。なぜならこのパーツが壊れると部品代だけで29万円もするからです。

しかしこのプーリーは特殊工具がないため脱着なしでの作業となりました

ラバーシールを外した状態。こちらもグリスが固まってます。

ここまで来たら手慣れたものです。洗浄後シリンジを使いチキソグリスを注入

ただベアリングは2列に並んでるため奥側はシリンジに細いチューブを付けて注入します。

最後にスーパーチャージャーオイルもモービル・ジェットオイルにて交換。そしてプーリーを元に戻しベルトを掛ければ作業終了です。

さてさて見事リフレッシュ出来たのでストレスも解消された事でしょう 。ただ本来ベアリングは分解するパーツでないため作業は自己責任にてお願いします。

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ベタツキ防止対策

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皆さんこんにちは。相変わらず凝り性の私ですが、またもや面倒な作業に手を出してしまいました ^ ^;

画像に写るのはニュービートルの内装部品一式です。ご存知の方も多いですが、輸入車の内装にはラバーコーティングというソフト被膜が塗布されている車種があります。

本来、見た目や手触りの質感を高めるために施されるものですが、材質が柔らかいため経年変化と共にベタツキが発生するばかりか傷だらけになるのが悩みの種です。

中でもニュービートルはパーツ全体がコーティング処理されておりオーナーを悩ませる定番のウイークポイントとして知られます。

そこで今回思い切って傷修正とベタツキ防止対策を試みようと、内装部品を全て取り外し作業を行いました

当初ブログにアップする予定すらなく作業前のみすぼらしい画像はありませんが、グレーのパーツは特殊洗剤で汚れを落としベタツキ防止の艶消し塗装を施しました

同じく黒いパーツは皮膜剥離後、表面を整えた上でエアブラシを使いウレタン塗装を施しました

結果、作業は下地処理と脱着を含め三日ほど掛かりましたが、思い切ってチャレンジした甲斐もあり我ながら100点満点の仕上がりに満足です。

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日常を楽しむ彡 其の二十九

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最近、気分転換と仕事の一環で中央道の石川サービスエリアへ車を飛ばします。なぜならサービスエリアは車の往来が多く在庫車広告のコメント作りにイメージが湧くからです。

しかし今晩はいつもと違い談合坂まで飛ばしてました。なにやってんだろう?でも運転してると気が晴れんです。明日も早いしそろそろ帰ろうかな~

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緊急事態発生

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本日、納車前のハイエースに緊急事態発生!? 信じがたい話ですがこの車、中期型までエアコンにフィルターが付いてません・・

しかも馬鹿げたことに収納ボックスがあるにも関わらず3000円程度の品をケチるとはトヨタらしからぬ行為

結果、本来フィルターで取り除かれる砂ボコリをダイレクトに吸い込みヒーターコア全体が目詰まりしてました

したがい風量を全開にすると冷媒装置に付いた水滴が逃げ場を失い室内にオーバーフローする始末

つまり足元がビシャビシャという事です。そこでこのままでは夏を乗り切れないため意を決して清掃作業を開始

しかし内装作業でダッシュボードの分解が一番複雑で車屋泣かせなんです。でも着々と作業を進め7時間後には元通りの機能と姿を取り戻しました

これでお客様も快適にお乗りいただけます。またエアコンフィルターも装着したで今後この様なトラブルとは無縁です。

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