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プチ整備

最近めっきり肌寒い季節になりました。人間は季節の変わり目に体調不良を起こしがちです。もちろん車も例外ではありません。そんななか朝エンジンを掛けると10分近くエンジンルームからキュッ、キュッと律動的な音が出始めました。原因はアイドラプーリーのベアリンググリスの劣化です。

なぜなら劣化したグリスは外気が下がると滑らかさを失い、一定の温度に達するまでベアリングと馴染みません。幸いガタつきが無かったためテンショナープーリーと共にベアリングシールを剥がしグリス交換を行いました。案の定パッキンを外すとグリスは本来の役目を通り越し油カス状態です。

しかし毎分数千回転どころか、こんな状態で力強いテンションに耐えられるのも不思議です。作業は古いグリスを洗浄、そしてチキソグリスを注入してパッキン閉じれば終了です。翌朝は冷間時でも耳障りな雑音はおさまりました。これで不安なくアクセル全開出来そうです ^ ^

 

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■仕事ネタ <全ての記事> プチ整備など 工作あれこれ

天井修理

輸入車にありがちな天張りの垂れ。本来なら新品に交換したいところですが10万円以上掛かります。ただこの手の修理はたまにあるため補修部品ストックしてます。しかし生地にビス穴開けるので失敗は許されません

なぜなら天井は湾曲しててビス打ちの位置を見極めないと生地がつっぱり違和感が出るから。また見た目も重要なので等間隔で採寸するのが一苦労。でも綺麗にまとまりました。これでお客様も喜んでいただけるはずです。

 

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意外な落とし穴?

弊社では納車の際、エアコンガスを補充したり交換することが有ります。なぜなら過去に苦い経験があるから。それは納車直前のはなし。その日は突然の猛暑でエアコンの効きが甘い事に気付きました。しかもガスを補充するにも工場は閉まってる時間。結局お客様に事情を伝え納車日を変更してもらいました

基本、エアコンガスは古くなっても性能は落ちないそうです。ただ機械も劣化するため僅かにガスが減ることも有ります。つまりエアコンはとても繊細でガス圧が微妙だとカラッとした冷気が出ません。ただ私は仕事柄ちょっとした変化に気付きますがお客様には分からないレベル

したがって弊社では状況により納車前エアコン点検に出します。仮にリフレッシュ目的でガスを全交換しても微々たる金額です。目先の利益を優先するか、それともお客様に快適性をお届けするか?当然ですが私は後者を選びます。なぜなら車は消耗品のかたまりなので・・

 

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シートリペア

NV200バネットバンのドライバーズシートです。この手の商用車はシートの位置が高いため座った状態で地面に足が届きません。つまり車から降りる際、お尻から滑り降りる格好となります。すると側面のスポンジに全体重が掛かり型崩れします。そのまま放置しておくと更に進行するためリペアしました

早速生地をめくるとウレタンスポンジは見事に砕けてます。頭を悩ませ備品置き場を物色すると丁度良い硬さのスポンジを発見。そして破損個所の形状に合わせカットしたら接着止めとシリコンゴムで形成して作業完終了。生地のたるみが無くなったばかりか弾力も蘇りました ^ ^

 

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■仕事ネタ <全ての記事> プチ整備など つまらぬ豆知識とプチ雑学

プチ修理

輸入車定番のガラス落ちの修理依頼です。早速分解すると幸いにもローラーとワイヤーは破損してません。確認するとガラスをスライドさせるワイヤーの固定プラグが脱線してました。原因は固定プラグが収まるプラスチックプレートの穴が変形してしまったから

部品交換なら良質な社外品でも工賃込み3万円以上掛かります。しかしこの程度なら加工して直すことにしました。まず強度が大事なので変形したプレートの穴をヒートガンであぶり元の形状に戻します。ただそれだけでは再発の恐れがあるため隣のスペースに補強材を追加することにしました

そこで頭を悩ませてると備品置き場からボールペンの残骸を発見。懐かしいですね、三菱鉛筆のBOXY・・ 太さ、強度共に十分で長さも調整可能。早速鉄ノコを引っ張り出しカッティング。ただワイヤーは分解できないため縦溝を切りワイヤーホールを作りました。最後に組み上げグリスアップを行い作業終了です。

そして余談ですが三菱鉛筆と三菱グループは無縁の関係です。そもそも三菱鉛筆の前進は眞崎大和鉛筆社であり、明治34年に国産初の量産型鉛筆3種類(3種類とは3つの芯の硬さ)を後の郵政省などへ納品に成功

これを記念して明治36年、3種類の芯の硬さの3種と創業家の家紋であるミツウロコを表す意味で赤い3つの菱形を模した「スリーダイヤ」をロゴマークとして商標登録したそうです。

尚、三菱財閥が商標登録を行ったのは大正3年のこと。つまり三菱鉛筆の方が10年も商標登録が早かったようです。しかし当時商標権などの権利に対する意識が気薄だったため今ほど問題にならなかったみたいです。

そして三菱鉛筆のロゴマークの由来は前述したとおりですが、三菱グループのロゴマークの由来は旧三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎が経営していた九十九商会の商船に使われていた船旗号とされてます。話はそれましたがアウディA4のウインドレギュレ―タ―修理ブログでした ^ ^

 

 

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