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シートリペア

NV200バネットバンのドライバーズシートです。この手の商用車はシートの位置が高いため座った状態で地面に足が届きません。つまり車から降りる際、お尻から滑り降りる格好となります。すると側面のスポンジに全体重が掛かり型崩れします。そのまま放置しておくと更に進行するためリペアしました

早速生地をめくるとウレタンスポンジは見事に砕けてます。頭を悩ませ備品置き場を物色すると丁度良い硬さのスポンジを発見。そして破損個所の形状に合わせカットしたら接着止めとシリコンゴムで形成して作業完終了。生地のたるみが無くなったばかりか弾力も蘇りました ^ ^

 

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■仕事ネタ <全ての記事> プチ整備など つまらぬ豆知識とプチ雑学

プチ修理

輸入車定番のガラス落ちの修理依頼です。早速分解すると幸いにもローラーとワイヤーは破損してません。確認するとガラスをスライドさせるワイヤーの固定プラグが脱線してました。原因は固定プラグが収まるプラスチックプレートの穴が変形してしまったから

部品交換なら良質な社外品でも工賃込み3万円以上掛かります。しかしこの程度なら加工して直すことにしました。まず強度が大事なので変形したプレートの穴をヒートガンであぶり元の形状に戻します。ただそれだけでは再発の恐れがあるため隣のスペースに補強材を追加することにしました

そこで頭を悩ませてると備品置き場からボールペンの残骸を発見。懐かしいですね、三菱鉛筆のBOXY・・ 太さ、強度共に十分で長さも調整可能。早速鉄ノコを引っ張り出しカッティング。ただワイヤーは分解できないため縦溝を切りワイヤーホールを作りました。最後に組み上げグリスアップを行い作業終了です。

そして余談ですが三菱鉛筆と三菱グループは無縁の関係です。そもそも三菱鉛筆の前進は眞崎大和鉛筆社であり、明治34年に国産初の量産型鉛筆3種類(3種類とは3つの芯の硬さ)を後の郵政省などへ納品に成功

これを記念して明治36年、3種類の芯の硬さの3種と創業家の家紋であるミツウロコを表す意味で赤い3つの菱形を模した「スリーダイヤ」をロゴマークとして商標登録したそうです。

尚、三菱財閥が商標登録を行ったのは大正3年のこと。つまり三菱鉛筆の方が10年も商標登録が早かったようです。しかし当時商標権などの権利に対する意識が気薄だったため今ほど問題にならなかったみたいです。

そして三菱鉛筆のロゴマークの由来は前述したとおりですが、三菱グループのロゴマークの由来は旧三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎が経営していた九十九商会の商船に使われていた船旗号とされてます。話はそれましたがアウディA4のウインドレギュレ―タ―修理ブログでした ^ ^

 

 

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サウナ状態

本日も昨日に続きうだるような暑さです。ここ府中市は最高気温27.6°を観測。そんななか同業者からSOSが入りました。なぜなら納車するのに冷房が効かず熱風しか出ないとのこと。コンプレッサーの故障もなくガス圧も正常。原因は温度を切り替えるエアブレンドモーターの故障です。

しかしあいにく連休で部品屋さんは休み。とりあえず交換は後日にして一時的に加工する依頼を受けました。しかしながら部品は随分奥に付いててエアバッグを外さないと手が届きません。しかもスペースが狭いうえビスの取り外しも容易でありません

そしてようやく外した部品を分解するとギヤにクラックが入り空回りしてます。結局温度調整のフラップが冷房の位置に来るようギヤを位置決めして固定。温度調整は出来ませんが部品交換するまで暑さは凌げるでしょう。しかし炎天下のもといい汗かきました ^ ^;

 

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タイヤ点検?

走行中何かを踏みつけたそうです。念のためGSで点検すると空気漏れ無しとのご報告。しかし今回お預かりしたところ空気が減ってます。早速タイヤを外し点検するとやはり穴が開いてました

お客様に尋ねると点検は目視で終わったそうです。人間は目視で空気漏れを発見できません。しかもタイヤは命を預けるもの。点検は簡単な作業なので手抜きはやめましょう・・

 

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BMW E90 E91 オイル漏れ修理

在庫車のBMW E91です。コンディション維持のため試乗と再点検したところ定番のバキュームポンプからオイル漏れを発見・・ 悩んでも仕方ないのでポンプのOリングを交換します。

ただポンプを外すにはカムカバーを外すため、タペットカバーパッキンやヘッドカバーシールフランジ、そして1番と4番プラグのプラグチューブのOリングも交換します。

それと予防整備でオイルフィルターハウジングのパッキンも2か所交換することにしました

遮熱板に溜まってるのがバキュームポンプ取付け部からのオイル漏れです。

ポンプを外すにはカムカバーを外さなくてはなりません。その前にタワーバーやハーネス、マイクロフィルターのボトムカバーを外します。

マル印が問題のバキュームポンプです。エンジンの後ろに付いてますがここまで分解すれば取り外しは簡単です。オイル管理が良かったのかスラッジもなく綺麗なエンジン内部です。

取り外したポンプです。エンジンとの接合部に付くマル印のOリングが劣化してオイル漏れを起こします。

ついでに本体も分解し合わせ目のOリングも交換ておきます。

次にオイルフィルターハウジングのパッキンも交換。ここもオイル漏れの定番箇所なので予防整備です。

オイルクーラー付きのハウジングです。ウォーターバイパスホースを外してから本体を取り外します。

取り外したオイルフィルターハウジングです。念のため更に分解してオイルクーラー側のパッキンも交換しておきます。

マル印は1番と4番のプラグチューブでカムカバーを外すと一緒に抜けてしまいます。再使用はオイル漏れの原因になるためOリングも上下交換します。

外したカムカバーパッキンとOリングで右にあるのが新品です。交換の際は柔軟性を維持するためラバーグリスを塗り組み込みます。

最後に組み付けが終わったらエンジンオイルと冷却水を補充して作業終了です。しかしながらマイクロフィルターのボトムカバーなどを戻すとオイル漏れのチェックがしにくいためしばらくこの状態で様子を見ます。

以上、定番のオイル漏れ3点セットのメンテナンスでした。ご自身で依頼すれば結構な出費です。これで不安材料なく次期オーナー様は安心してお乗りいただけるはずです ^ ^

 

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