車検預かりの車です。しかし点検するとブレーキのハイマウントストップランプがつきません。これ、装備が義務付けられてるためバルブが切れてると車検に通りません
幸い振動を加えたら点灯したのでバルブは切れてないと判断。よって本体を取り外しコネクタの接点を清掃して作業終了。しかし原因究明しないと再発の恐れがあり不安です。
結論から申し上げると、ストップランプを固定してるプラスチックのマウントが経年劣化により破損してました。つまりボディーとの密着性を失い隙間から雨水が侵入。よってコネクタの接点が接触不良を起こしたと思われます。
まっ、ここまでは良くある話ですが部品交換すると数万円掛かります。車屋としてはオイシイ話ですが、弊社にはとっておきの優れ物があります。その名は<ワイヤーメンダー>
簡単に説明すると鈑金屋さん必須のアイテムです。なぜなら破損したプラやウレタン製品を600度に加熱した専用ワイヤーでパーツをつなげる工具です。
しかし一般的には接着剤で固定すれば良いと思われがちです。でも一度割れた部品は見た目はともかく強度は元に戻りません。しかもこの破損したパーツはスプリングが内蔵されてるため接着剤だけでは耐えられません
よってワイヤーメンダーの優れたところは、テンションの掛かる破損したパーツをつなげられること。しかも接着剤と異なりボルトとナットで固定したかのように丈夫です。
さらに乾燥させる必要もないので作業効率も大幅にアップ。最後にストップランプとボディーの隙間から雨水が侵入しないようコーキングを行い作業終了です。
破損した固定マウントのプラスチック
こちらは片側が破損
ワイヤーメンダーです。
プラグ先端に専用ワイヤーを装着。するとわずか20秒で600度の高温に達します。
そして修復させたいパーツにワイヤーを適度に埋め込み元の形に復元します。
復元させたら無駄なワイヤーをカット。強度を保ちつつ破損個所の修理が完了
最後に防水加工のためコーキング剤を塗りストップランプを取り付け作業終了です。
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