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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の八)

今回の作業はトンネル周りのカスタムです。まず右上にあるのがトンネポーター(入口のアーチ)です。設置すれば良いだけですが覗き込むとトンネル内の空洞が丸見えです。

そこで購入したキットにもトンネル内が丸見えにならないようポーターの内側に取り付けるレンガ模様のデザイン紙(左上)が付属されてました

しかしトンネルポーターのサイズに比べ、レンガのデザインが微妙に大きく釣り合いが取れてないのて自作しました

そこでネットで探しレンガ模様を引っ張り出したのが(左下)しかしサイズが大きく違和感があります。そこで50%に縮小してカラーコピーしたのが(右下)です。

早速手持ちのボール紙を加工し

プリント縮小したレンガ調ペーパーを貼り

こんな感じで完成。4つ作ったのはレールがカーブしてるため、つなぎ合わせて湾曲を出すためです。

ついでに覆道の壁面も同じレンガで統一したいため型紙を制作

同じくプリントしたレンガ調シートを貼ります。

で・・作業を進める中違和感を感じました。なぜかというと素材をカラーコピーで縮小すると色褪せする事に気付きました。なのでベースをプリントする際、縮尺を変更しプリントすると鮮やかなことに気付きやり直し

左がプリントしたものを50%に縮小しコピーしたもの。そして右がベースをダイレクトに50%に縮小してプリントしたもの。明らかに色合いが違います。私はパソの知識が無いため勉強になりました

とりあえず貼り直して完成

と思ったのも束の間、側面だけ作り上面を作るの忘れてました

そして完成

裏側から

仮止め。ベースの発泡スチロールにあわせ形取りに苦労しました

後ろから

いい感じ

ついでにトンネルから続く橋げたもレンガ調シートで統一します。

こんな感じ。ただここはレールむき出しなのでプラ板で鉄橋を自作するつもり。できるか不安?でも市販品に頼らず自作するのが楽しみの一つ

いい感じ

ついでに傾斜部分を紙粘土で制作

こんな感じ

ついでに道路(砂利道)の土台?も作りました

こんな感じでコルクボードに型を取り

カットした断面が長方形なので違和感のないよう角を落とします。

木工用ボンドで接着

いい感じ

気付けば昨年11月スターターキットを購入し

ポイントが増え

レールと車両が増え

さらに拡張が進み10月初旬からジオラマ制作が始まりました

そしてやっとここまでたどり着きました。連日徹夜作業で疲れますが後戻り出来ないためコツコツと頑張ります。

 

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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の七)

今回の作業は丘陵部の土台作りと紙粘土で形成を行いました。その前に池の位置決めをするため穴あけ加工を

こんな感じ。ドリルで穴を開けますがクリアランス開き過ぎるとカ切断が面倒です。

そしてノコギリで

最後にヤスリで整えます。ただ池の作り方が分からないため今回はここまで

次に丘陵の制作へ

土台の発泡スチロールを形成したら木工用ボンドを塗り紙粘土を盛ります。

ただ質感を出すのに苦労しました。線路の左側は紙粘土を盛っただけ。そして右側は水分調整した粘土を指先で形成し地面の質感を出してみました

こんな感じ

こちらはトンネル入り口の勾配部分。他と質感を変えたかったため、丸めたアルミホイルを押し付け凹凸感を

いい感じ

見えない部分も手抜きせずトンネル内も施工しました

こちらの傾斜も質感を変えたかったので岩風?に。同じく水分調整した紙粘土を手作業で形成しました

慣れない作業なので大変。でもストレス解消できて楽しい

いい感じ

後ろから。作業時間10時間。疲れました

 

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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の六)

今回はトンネルのベースとなる山の骨組み?を作りました。調べると山(トンネル)の作り方も様々あるそうです。しかしあえて面倒な工法を選択しました

なぜなら強度確保とトンネル内のメンテナンス用に広い空間が欲しかったから。Zゲージはデリケートでレールのクリーニングやメンテナンスを頻繁に行う必要があるからです。

で、はじめに備品置き場にあった針金を切り大体の形をイメージします。一見小さく見えますが紙粘土を盛るのでベースの骨組みが大きいと形成しづらくなります。

次に骨組みをカットして曲げて

こんな感じでしょうか?

そしてハンダ付け

いい感じ

苦労しました。でもこのままでもオブジェになりそう?

裏側にはサービスホールを開けます。これがないと線路のメンテナンスができないばかりか脱線時に列車を救出できません

微調整を施し本日の作業はこれで終了です。

 

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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の五)

今回はトンネルの土台を作ります。なぜ土台が必要かというと線路が高架になってるから。その前に動力車のメンテナンスを行いました。 なぜなら動力車は20時間走行毎にギヤなどに専用のオイルを給油しないといけないから

ただ給油自体は分解しなくても可能です。しかし内部も綺麗にしたいため分解してパーツクリーナーで清掃しました。しかしあまりにも小さく組み込むとき指先が震えてしまいます。

さて動力車の清掃が終わったら早速作業に取り掛かります。土台になるのは100均で購入した発泡スチロール

とりあえずこんな感じに型取りし木工用ボンドで接着します。しかし上下のトンネルポーターの位置が微妙に近すぎます。このクリアランスで山を作るとバランス的に見栄えがいまいちです。

そこで下を走る線路の位置を変更します。ただ市販のレールでは対応できないため、この部分も直線レールを加工してカーブレールを作りました

こんな感じで線路を移設します。

うねりも出来て良い感じ。右側に見えるコルクの剝がし跡は移設前にレールが敷かれてた場所です。

うねりながらトンネル通過。一番の撮影スポットになったりして?笑

しかしトンネル2つでは芸がないと思い覆道(ふくどう)作りに挑戦です。ふくどうとは雪崩や落石などから線路を守るための防護用の建造物

はじめにベニヤ板で覆道の天井をカット。ノコギリ曲げながら切断したので大変でした

柱は手持ちのボール紙を5枚重ね厚みを確保

とりあえずフィッティング。良い感じ

ついでに装飾を施し、ボール紙の合わせ目はパテを埋め段付きを処理

あわせてコンクリート調にしたいため天井の木目をパテで埋めます。

綺麗に形成すると質感が失われるためあまり手は加えません

塗料が無いため塗装は後日です。本日の作業はこれで終了

 

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■メルクリンZゲージ(ジオラマ製作記)

メルクリンZゲージ・ジオラマ製作(其の四)

今回は傾斜部のレール固定です。平面同様コルクで制作した道床を橋げたに接着します。ただ綿密に計算してますが橋げたの間隔を一定に保たないと傾斜角がズレるため列車が走行した時違和感が生じます。

また作業中の部分は鉄橋ではなく丘を作ります。よって橋げたは見えなくなるため所どころコルクを重ね合わせ安定感と強度を持たせました。あわせて割り箸でクリアランス調整するにはピーラーで高さ調整すると作業が楽です。

次にこの部分は自作でアーチ橋を作ります。

苦労して作った橋げたですが太すぎるため手持ちの廃材で新たに制作します。

こちらがアーチ橋専用に新たに作った橋げた。切断しミリ単位で微調整

設計図・笑

しかし図面通りに行かず感覚勝負

安易に考え過ぎてました。想像以上に大変な作業です。コンパスまで引っ張り出し地道に作業。しかも左右の壁面で半径が異なるため両側の型紙を作ることに

そして石垣のループ橋にしたかったのでファーラー社製の石垣シートを2セット(計4枚)購入。輸入品なのでお高めの4,200円也(送料別)

でも凹凸感も再現されててリアルです。

とりあえず外側の型取り

カットライン入れて

難なくクリア。でもあと3枚残ってます。

無事カット終了

そしてフィッティング。何とかなりそうな予感?

その前にレールにコルクボードを加工した道床を接着

乾いたら道床と橋げたを接着

いい感じ

仮合わせ。このあと少しガード部?が高いので高さ調整とカスタムを行います。

はじめに石垣シートは3mm厚の発泡スチロールで強度を保ってます。つまり切断したところは断面がむき出しになるため見栄えが良くありません

よって石垣シートを細く切り切断面に貼り発泡スチロールを隠します。ただ細く切るだけでは発泡スチロールの厚みが残るため適度に発泡スチロールをカットし更に<すりこぎ棒>で平らに伸ばしてみました

こんな感じで余分な部分をカットして

更に<すりこぎ棒>で発泡スチロールをつぶします。

すると厚みの無い石垣テープが作れました

それをガード部?の上面と内側にシートを貼れば切断面の発泡スチロールを隠せます。右:加工前、左:加工後

しかし一番の難題はアーチ部分の処理でした

でもここまでくれば慣れたもんです。同じく石垣シートを適度な大きさにカットして厚みをなくし貼り付けます。

いい感じ

そして接着剤が乾いたら余分な耳をカットします。ただ同じくカット面から発泡スチロールが見えてます。

そこでタッチアップペイントを調合して発泡スチロールにペイントを施しました

すると違和感なくなりました

裏側から

こちらは対面側のアーチ橋。同じく接合面の発泡スチロールを隠すため加工した石垣シートを貼り付けます。

こんな感じ。ボンドは乾燥すると透明になります。

とりあえず完成。苦労しました

いい感じ

しかし疲れました。二度と作業したくありません ^ ^;

 

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