ベンツW204 ドア・インナーハンドル修理。本日は埼玉県よりお越しいただき誠に有難うございました。ただ私は商売前提で作業内容をブログに上げてる訳ではございません。なぜなら面倒な作業なうえ料金もさほど頂戴してないから。しかしこの修理案件をググると弊社の記事が検索上位に出てくるそうです。
で、当初管理ユーザー様のお車のみ作業依頼を受けてました。なぜなら弊社は整備工場ではなく自動車販売がメイン。つまり仕入れやら管理ユーザー様の修理や車検など外出してる事が多く対応できないから。しかし困り果てたお客様の話を伺うと行き付けの整備工場でもお断りされてしまうそうです。
なぜなら本来分解できない構造でパーツ同士が溶着されてます。それをバラし社外のドア・インナーハンドルを組み込む訳なので・・ しかもメーカーではインナーハンドルのみの供給はなくドアトリムアッセンブリー交換となるため最低でも8万円プラス工賃。仮にディーラーだったら12万~掛かるので依頼が多いのも当然です。
さらにバラしたあと各部クリアランス調整やインナーハンドルも社外品なのでチョットした位置調整の加工が必要。なのでポン付けで終わる作業ではないんです。しかもここ2年余りで30台以上作業してるため自作で特殊工具作ったりと時短できるよう試行錯誤してます。
よって弊社管理ユーザー様以外でも双方のタイミングが合う日時であれば作業依頼承ります。なぜなら私も大のベンツマニア。なので困り果てたユーザー様見過ごす事は出来ません。在庫車の仕入れも基本ベンツばかり。なの出来る範囲のご協力はさせていただきます。
参考URL:https://sakuramotors.jp/12360
参考URL:https://sakuramotors.jp/16545
こんな感じ。開け閉めの多い運転席側に集中してます。
はじめに窓枠の化粧モールを取り外し次にドアトリムを外します。
ここまでなら10分程度
折れてます。
そして溶着部を20か所ほど剥がします。次に支柱穴に詰まってる溶着のカスを取り除きます。それとビス止めした際パネルがバタつかないよう支柱穴の高さ調整を行います。ま~この工程で2時間近く掛かることも・・
削りかすの一部。ニッパーやらカッターなどを駆使し溶着部をそぎ取ります。過去にサンダーでも試しました。しかし破損リスクが高かったので今は全て手作業なので時間掛かります。
慣れた作業とはいえ今回もカッターで指を2か所ほど切ってしまいました・・
インナーハンドルを交換したら元通りに組み直し付属のビスで固定。支柱穴のない結合部分はハンダゴテで溶着します。
窓枠の化粧モールとドアトリムを取付け各部動作確認を行い作業終了~
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