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BMW(E91)ステアリングアングルセンサー清掃

BMW(E91)DSC警告灯などが点灯。画像取り忘れたので転載させていただきます。ただ先日別件で診断機掛けてもらったらステアリングアングルセンサーのエラーが入ってたので原因は把握してました

ステアリングアングルセンサーとはステアリングの操舵角をモニタリングしてるセンサーです。つまりステアリングの切れ角を数値化しブレーキの横滑り装置などを制御してます。

よってディーラーさんに交換依頼すれば無条件で部品交換。ただ円盤状の舵角センサーの汚れによることも多いため分解してみました。するとかなりホコリ(ゴミ)が付着してます。

これではセンサー受光部が正常な数値を読み取れません。よって汚れを取り除き元通りに組み直したら完治しました

細かいホコリ(ゴミ)が多数付着してました。これでは受光部が正常なデータを読み取れません

円盤クリーニングして作業終了です。

 

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ベンツW204 ドア・インナーハンドル修理(其の二)

先日の記事の続きです。ベンツW204ドア・インナーハンドル破損修理の件。詳細はこちら>> https://sakuramotors.jp/12307 当初リペアキットを海外から取り寄せる予定でしたが国内に在庫があったため数日で到着

よって早速交換作業。純正だとドアトリムアッセンブリーしかないため8万円以上プラス工賃。しかしリペアキットは社外品ですが部品単体で入手でき数千円プラス工賃。ただ交換が少し面倒です。

とりあえずドアトリムを外し

次にドアハンドルプレートを外すには丸印の溶着を20か所ほど削って剥がし取る必要があります。(溶着とはプラスチックを溶かしてくっ付けること)

溶着個所は実に20か所近く

この手の作業は慣れてるとはいえ、ここから結構手間が掛かります。

溶着を剥がすとスタッドピンが切断されるため受け側のスリーブ(穴)にピンが残ってしまいます。これを取り除かないとリペアキット用のビスを挿入できないため全て取り除きます。

ピンセットで取れなければドリルでほじって引っ張り出してみたり・・

そして当然ですが溶着を剥がすとパネルがデコボコになるためフラットに形成します。なぜならビス止めした際均等に圧着されないから

こちらは受け側のスリーブ(リペアキットのネジ溝が入るホール)。やはり削って剥がし取ったため先端が変形してます。ただ変形してるだけでなくビス止めするには先端をミリ単位でカットしなければなりません

なぜなら元々溶着で止まってるためビス止めに変更するには構造上高さがあり過ぎるから。つまりパネルを組み付けた際クリアランスが開きすぎネジを締め付けてもパネルが固定できずバタついてしまいます。

こんな感じで長さを調整して平らにカット

次に本題のインナーハンドル交換。画像取り忘れましたがビスが刺さってる黒いピンを抜けばハンドルが外れる仕組み

ただ分解を前提に設計されてないためピンを引き抜く切り欠きなどありません。よってピンにドリルで穴を開けビスをねじ込み引き抜きます。

こんな感じ

そしてハンドルを交換して付属のピンを挿入

最後に元通りに組み直して付属のビスで固定(溶着部分は再使用できないためビスが付属されてます)ただ長方形の溶着部が数か所ありますがさすがにビス止めできません

そんな時はハンダゴテで溶かしてパネル同士を固定します。というか、これぞ溶着です。笑笑

技術不足?気付いたらいろんな工具使ってました

いい感じ?プラモデル作ってるみたいで楽しい作業でした

これでお客様も車内に閉じ込められることはないでしょう!?

 

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ベンツW204 ドア・インナーハンドル修理

昨晩お客様からSOSの連絡がありました。どうやら運転席のドアハンドルを引いてもドアが開かないとのこと。稀にある話ですが何かのきっかけでワイヤーが脱落したのかと思いました

早速本日引き取りに伺い分解するとワイヤーの取付けホールが割れてます。

それもそのはず。ぱっと見、金属製に見えますがプラスチックにメッキ処理したお粗末な物。90年代頃までのメルセデスはこんな手抜きしなかったはず。コスト削減とはいえ強度の掛かるパーツは丈夫な素材を使ってほしいです。

そこで新品パーツを調べるとドアハンドルのみの供給がありません。つまり構造的にドアトリムに圧着された一体型なのでアッセンブリーで8万円以上。そんな中お客様情報で海外よりドアハンドルのみ入手可能な業者さんを発見。ただ到着まで数週間~掛かるためとりあえず修理を試みました

はじめに備品置き場で極小のネジを発見。邪魔な部分を削り1mmのドリルで破損パーツの片側にネジ穴を開けます。

こんな感じ

そして受け側のドアハンドルにも穴を開け

結合。とにかくパーツが小さくプラスチック製なので割らないよう慎重に作業

そして反対側。こちらはビスを打ち込むには不可能と思いワイヤーメンダーでプラスチックを溶かしワイヤーを埋め込み結合しました

こんな感じ

最後にグロメットをはめ込み完成です。

ワイヤーをはめるとこんな感じ

とりあえず問題なくドアが開けられるようになりました。ただ強度が掛かる部分なのでいつまで持つか分かりません。なので早くリペアキットが到着するのが待ち遠しいです。

 

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コンプレッサー修理

最近コンプレッサーの圧力が上がるのに時間が掛かります。時間が掛かるという事はモーターにも負担があるため早期に修理が必要です。

でも分解してみたくなる性格上、簡単なオーバーホールを試みました。定期的にグリスアップしてますが今回はピストンの圧縮抜けと思いピストンの点検です。

はじめにシリンダーを外し

するとピストンがお目見え

当然ですがピストンを往復運動させるためクランクシャフトも付いてます。

取り外したピストン

圧力が上がらない原因はおそらく左のピストンリングの摩耗と判断

よってピストンに布製のテープを巻いてみました。なぜならピストンリングをはめたとき直径が広がりシリンダーとのクリアランスが狭くなるため圧縮抜けが解消されると思ったから

そしてピストンリングをはめ込み

元通りに戻すと見事に復活しました。これで仕事もはかどります。

 

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ジムニー JA11 天井張り替えおよびシート交換

友人のジムニーJA11です。30年以上前の車なので仕方ありません。天井はボロボロでカビ臭くシートは切れクッション性も失われてます。

そこで社外の天井パネルとバケットシートへ交換です。

天井はこんな感じでお化け屋敷状態

フロント側。明らかにカビだらけです。

早速古い天張りを外しましたが断熱材が入ってません

そこは事前に情報収集してたためホームセンターでアクリアマットなる断熱材を購入しておきました

しかし古い天張りを外すと接着されたスポンジの剥離に一苦労

だいぶ散らかりました

掃除が大変

結局ここまで剥がすのが限界でした

そして断熱材を丁度良いサイズにカット

良い感じ(友人まかせ)

次に2枚の木製ボードをスライドさせながらはめ込みます。ただ個体差があるのと断熱材の厚みがあるため2人がかりでも大変でした

こんな体勢でボード持ち上げスライドさせたり

こんな格好で固定バーの位置合わせしたり

でもいい感じに仕上がりました

これでカビ臭さともお別れです。

次はシートの交換

こちらはサクッと作業終了。程良いフィット感なので林道攻めも一層磨きが掛かることでしょう?

 

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